命の学び舎を目指して

心身楽々堂のあり方

命を知り、命を感じ、命を養う

現代ほど、真の心身の健康と、日本人らしさを取り戻すことが求められている時代はない。
そう感じてなりません。

西洋における研究成果と臨床実績をベースにした現代医療は、目覚ましい進化を遂げています。
にもかかわらず、病人の数は減るどころか、増え続けているのはどうしてでしょうか。
そのため、国民医療費は増大の一途をたどっています。
医療保険財政を圧迫し続け、個人の負担率は今後も上昇することが予想されます。

その一方では、医師の数が不足しています。
病院は「三時間待ちの三分間治療」が常識で、患者さん一人ひとりに真摯に向き合う余裕のない医師が増えています。
最近の医師は患者の顔も見ず、身体にも触れず、パソコンの画面やカルテを見るばかり・・・
そんな不満をよく耳にします。
中には、過酷な労働条件下で心と身体を病む医師も多いと聞きます。

一方で、心の問題が大きくクローズアップされているにも関わらず、有効な手立てはないままです。
年間3万人(実際は、10〜15万人)を超える自殺者、教育現場の荒廃、大企業の不祥事、毎日のように報道される悲惨で残酷な事件、それらはすべてもとをたどれば、心の問題に起因するのではないでしょうか。
内閣府の調査では、ひきこもり者が70万人いるとのことです。
心と身体は一つであり、心を病めば身体も病むし、身体を病めば心も病みます。

こんな今だからこそ、一人ひとりが自分の心と身体の健康に責任を持ち、他者に頼ることなく、自分でこれらを守ることがたいへんに重要ではないでしょうか。

もともと日本には、素晴らしい精神文化と身体文化が存在し、生活の中に知恵がありました。
日本人は繊細な感性と美意識を持ち、他者を尊重し、思いやりながら、自然と調和しながら共生するという、世界でも類を見ない素晴らしい国民性がありました。

戦後、欧米化が進み、経済至上主義が浸透し、グローバル化や競争社会化という波にのまれました。
その影響で、自分さえよければいいという自己中心的な考えが幅をきかせ、命よりもお金が大切という風潮が蔓延し、我々の中から日本人らしさが消え去ってきました。

しかし、地球規模での経済格差や環境問題が深刻になりつつあります。
日本人が日本人らしくあることが、グローバル化の中の重要な視点として見直されています。

つまり、いま我々日本人が、長い歴史の中で培われた感性や精神文化、そして身体文化を取り戻すことが、日本や世界の将来のために、たいへん重要ではないでしょうか。

心身楽々堂は、この重要なふたつの考え、つまり「自分の健康は自分で守る」「日本の良さを見直す、取り戻す」を基軸に活動を展開し、「心身の健康」という最も社会基盤整備事業を通して地域貢献をして参ります。

地球や自然に対する、傲慢と冒涜を反省するために。
人間だけでなく、すべての命を尊重する世界を取り戻すために。
誰もが安心して、自分らしくあれる社会を実現するために。

整体とは、命を知り、命を感じ、命を養う営みです。
その中で、互いを尊重し、教え合い、学び合い、互いの成長を助け合う。
それが、命の学び舎としての整体院のあり方だと考えております。

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