子どもを守る

仕事について
stress girl sitting and thinking in the school

整体の現場で、最近、強く感じること。
それは、原因不明の不調を訴える子どもが急増していることだ。

多い日だと、数件の相談や施術予約がある。
その大半が、「不調を訴え、学校へ行けなくなった」というもの。

直接的には、本人の自律神経の乱れが原因だ。
それを招いたのは、生活習慣が主であるが、私たちはさらにその先を見るべきだ。

社会のあり方が、子どもをダメにしている。
私は、そう思えてならない。

政府は「一億総活躍社会」など、かなり気持ちの悪い言葉を掲げる。
教育の現場では、個性を重視するなどと言いながら、実際にやっているのは単一の価値観を押し付けることでしかない。
医療従事者たちは、予防や治療によって、子どもの健康をことごとく損ねている。
大半の企業は、子どもを愚劣化しようと、躍起になっている。

大半の大人は、この現実を許容している。
どっぷりとそこに安住し、自らの手で、子どもたちをダメにしているのだ。
それに気付いても、お金のため、生活のために、その場を離れない。
そんな社会が、子どもをダメにしている。

子どもを守る。
それは、未来の社会を守ることだ。

私たち大人一人ひとりが、いかに生きるか。
それを真剣に考えない限り、子どもの不調は対症療法を繰り返すばかりだ。

私が自分の整体塾を「生き方を学ぶ場」と定義しているのは、究極を言えば、子どもを守るためである。
そして、未来の社会を守るためである。

社会を変えるなど大きなことはできないが、自分の生き方なら、すぐにでも変えられる。
一人ひとりの生き方こそが、未来へつながる希望の鍵である。

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“心を使って人間という生命体を整える”、癒しの人間学「心整体法」の入門書。整体に興味がある方はもちろんのこと、生き方や働き方に迷いや悩みがある方に、ぜひお読みいただきたい整体読本です。もちろん、何をやっても治らない、頭痛、めまい、動悸、過呼吸、不眠、慢性疲労、自律神経失調症、起立性調節障害、不安障害、パニック発作、うつなど、原因不明の不快症状や心の病で苦しんでおり、わらにもすがりたい気持ちで、改善の道を探しておられる方にも、きっとお役に立てる内容だと思います。
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