骨盤矯正について

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当院では、骨盤矯正についてのお問い合わせや施術依頼を数多く受けております。その中で、誤った認識をされている方がいかに多いかを痛感しております。

骨盤矯正についてお問い合わせや施術依頼が多いのは、20~30代の女性です。
一般的に、骨盤の重要性が認識されてきたということでしょう。

中には、近々ご出産を控えておられる女性もおられます。
腰痛や股関節痛、あるいは生理痛や便秘などの深刻な不調でお悩みの方が多いですが、産後に体重が増えたり、体型が崩れることを恐れる女性も多いです。
極端なケースだと、子供を一人出産するごとに、10キロ単位で太る方もおられるそうですから、その思いは切実です。

健康目的であれ、美容目的であれ、骨盤について正しく理解し、適切なケアをすることが、何よりも大切です。
ところが、骨盤矯正について誤った認識が多いのも実情です。

本ページでは、私共の考える骨盤矯正についてご説明いたします。
ぜひ参考にしていただきたいと思います。

骨盤矯正チラシ

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骨盤について知ろう

ところで、骨盤矯正と聞いて、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
外力を加えて、骨盤の歪みを治す、正しい位置に戻す。
おそらくは、そのようなイメージをお持ちではないでしょうか?

残念ながらそのような方法では、一時的に骨格が整うだけで、肥満防止や体型維持には意味がありません。
もちろん、痛みや不調の解消にも、ほとんど効果はありません。

まずは、骨盤について正しく知ることから始めましょう。

骨盤の構造

ご存じない方も多いのですが、骨盤は単一の骨ではありません。
骨盤は、左右両側の腸骨(腸骨・坐骨・恥骨を総称して寛骨と呼ぶ場合もあります)と、中央の仙骨(先端にある尾骨を含みます)の合計3つの骨で構成されています。

骨盤(男女比較)

腸骨と仙骨の間には「仙腸関節」、腸骨の前部には「恥骨結合」という関節があります。
この二つの関節によって、骨盤は可動性が確保されています。

仙骨の上には背骨が載っており、上半身の体重をここで受け、仙腸関節を介して左右二箇所の股関節へ体重を分配します。
逆に言えば、地面からの応力を大腿骨を通じて股関節で受け止め、仙腸関節を介して仙骨から背骨へ伝えます。

骨盤

骨盤の役割

骨盤の役割は、大きく二つあります。

  • 1)全身の骨格を支える、調整する
  • 2)臓器を支える、守る

以下、それぞれについて述べて参ります。

1)全身の骨格を支える、調整する

骨盤は、身体のほぼ中央に位置します。
上記「骨盤の構造」に記述した通り、上半身の重量と地面からの応力を受け止め、バランスを調整しながら全身を支え、動作させます。
そういう意味で、骨盤は“骨格の要”と言ってもよいでしょう。
バランスを調整する上で、骨盤は常に捻じれたり、左右に傾いたり、前後に傾いたりしています。
つまり、骨盤は定位置で留まっていることはあり得ず、常に変化や動作しています。
就寝時でさえ、骨盤は動いているのです。

2)臓器を支える、守る

骨盤は、以下の臓器を包み、支えています。

  • 消化器
  • 泌尿器
  • 生殖器

すべて、生命維持活動の根幹をなす重要な臓器です。
うまく支えられないと、やがて生命維持活動に支障が出るのは当たり前です。
つまり、骨盤の状態が健康に直結するといっても過言ではありません。

骨盤の仕組み

上記二つの役割を果たすために、骨盤には可動性があります。

骨盤は、「仙腸関節」と「恥骨結合」を支点に動きます。
姿勢や動作、体調や周囲の状況に合わせ、常に骨盤は動いています。

また、一日周期、一月周期、一年周期で、開いたり閉じたりもします。
女性の場合、生理の周期と骨盤開閉の周期は同じであると言われていますが、男性も同様に開閉しています。
また、呼吸や頭蓋骨の動きとも連動をしています。

つまり、骨盤がスムーズに動くかどうかが、男性女性限らず、健康を大きく左右します。
骨盤の動きを司るのは、インナーマッスルと称される深層筋群です。

ところが、多くの現代人は、この深層筋群が衰えていると言われています。
その原因は、運動習慣、日常の動作や姿勢、食生活、生活習慣等さまざまです。
自律神経の乱れも、大きな原因のひとつです。

骨盤の筋肉

本当の骨盤矯正とは

おわかりでしょうか。
本当の骨盤矯正とは、「骨盤が、姿勢や動作、周囲の状況や環境、体調に応じて、自在に動く状態にすること」なのです。

骨盤を動かしているのは、筋肉です。
大半は、インナーマッスルと呼ばれる深層筋群です。

困ったことにインナーマッスルは、体表に近いアウターマッスルのように、簡単に鍛えることができないのです。
また、筋肉は単独で動くことはなく、必ず脳の指令のもとに動きます。
従って、筋肉を鍛えるだけでなく、脳がうまく筋肉をコントロールできるようにしないと、意味がないのです。
これには、自律神経が深くかかわっています。

先に説明した通り、骨盤は身体のほぼ中央に位置します。
上半身、下半身をつなぎ、全身のバランスを調整する役割があります。
そのため、上半身、下半身の歪みの影響を受け、自ら歪むことにより、全身のバランスをとろうとします。
すなわち、全身各所の歪みが、骨盤の歪みにつながるということです。

いずれにせよ、外力を加えて一時的に骨盤を整えても、ほどんど無意味です。
自力で、骨盤を自然に動かしたり、開閉できる力をつけるように導くこと、これが正しい骨盤矯正のあり方だと私共は考えています。

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骨盤に起因する不調の数々

次のような疾患は、骨盤の動作不良に原因があることが多いです。

実は、私たちに起きるほとんどの不調や症状に、骨盤は大きく関わっているのです。
つまり、骨盤矯正は、万人に必要なことと言っても過言ではありません。

筋骨格系疾患

腰痛にせよ、肩こりにせよ、筋肉の痛みやコリの大きな原因は二つです。

1)筋肉バランスの乱れ、不調和
2)体液(血液、リンパ液)循環不良

先に解説した通り、骨盤は身体のほぼ中央に位置します。
上半身と下半身、それぞれから重力や応力を受け、そのバランスをとっています。
つまり骨盤は、身体各部位のバランスの乱れを吸収し、帳尻合わせをし、全身のバランスをとろうとしているのです。

ある程度の許容範囲を超えた時、特定の筋肉に負荷がかかります。
その状態が続くと、その筋肉が疲労、緊張します。
私たちは、それを痛み、違和感、こりとして感知します。

通常であれば、適切な睡眠をとれば、疲労や緊張は解消されます。
しかし、十分な睡眠がとれなかったり、緊張が強い場合は、解消されずに蓄積していくことがあります。
その場合は、深刻な症状に発展しかねませんので、要注意です。

婦人科系疾患

  • 生理痛
  • 生理不順
  • 月経前症候群
  • 不妊症
  • 子宮脱(骨盤臓器脱)
  • 子宮筋腫
  • 更年期障害

女性生殖器(子宮)は、下図のように骨盤内に収まっています。
靭帯という組織で骨盤からぶら下がり、つながれ、固定されています。

子宮

もし骨盤が歪んでいたり、正常な位置にないと、子宮はどうなるでしょうか。
子宮は骨盤の影響を受け、歪み、正常に機能しなくなります。
また、骨盤周辺の筋肉の過緊張は、子宮への血流障害を招きます。
これらが、上記に上げたような各種婦人科系疾患となって顕れるのです。

これらの疾患で婦人科を受診すると、ほとんどの場合、薬物処方をされます。
たとえば不妊治療の場合、排卵誘発ホルモン剤が使われることが多いですが、重篤な副作用を伴います。
一例として、以下のようなものがあります。

多胎妊娠、下腹部痛などの卵巣腫大症状、虚血性視神経症、霧視、精神変調、頭痛、情動不安、悪心・嘔吐、食欲不振、顔面潮紅、尿量増加、口渇、疲労感

子宮は、次世代へとつなぐ大切ないのちを宿し、育む神聖な場所です。
婦人科系疾患は、薬物に頼らず、身体の自然な機能を回復させることで予防したり解消することを強くお勧めいたします。

消化器系疾患

  • 便秘症
  • 下痢症
  • 過敏性大腸炎

骨盤の歪みは、主に下記の2点において、消化器系疾患の原因となります。

1)神経交通不良
2)内臓圧迫、変位

骨盤の上には、脊柱(背骨)が載っています。
脊柱の中には脊髄という中枢神経が通っています。
骨盤が歪むと、脊柱も歪みます。
すると、中を通る脊髄に何らかの影響を及ぼします。
それにより、内臓を制御する神経系統に異常をきたし、それが消化器不調の原因となることがあります。

また、骨盤の歪みにより腹腔が歪みます。
その影響により、腹腔内の内臓が圧迫を受けたり、変位をします。
その結果、内臓の働きを阻害することがあります。

自律神経系疾患(精神疾患)

自律神経とは、自分の意思とは関係なく、呼吸、代謝、消化、循環などの生命維持と調整活動を司っている神経です。
自律神経は中枢が脳の視床下部にあり、脊椎の中にある脊髄を通っています。

脊椎を支えているのは骨盤であり、その骨盤がゆがむと脊髄にも影響が及んで自律神経のバランスが崩れ、心の病に結びつく可能性があると考えられます。
尾骨神経はヒトではほとんど退化していますが、そのすぐ側には脳脊髄硬膜の終糸があり、尾骨のゆがみや損傷を受けると脳も影響を受けて、なんらかの精神疾患に陥る可能性があると言われています。

自律神経系の疾患は、強いストレスなどの一人一人違った原因が複雑に絡んでいることが多く、骨盤の歪みを正せばすぐに治るというものではありません。
しかし、骨盤の歪みから全身の筋肉の緊張が起こり、それが新たなストレスとなって自律神経失調症を助長させている可能性はあります。

難治性疾患

骨盤の歪みが、これら難治性疾患の直接の原因になるわけではありません。
しかし、骨盤の歪みが全身随所の歪みにつながり、全身の筋肉疲労を助長し、自律神経の乱れを起こし、血行障害やリンパ液滞留を招き、様々な疾患につながります。
それが解消されず、積み重なったものが、これら難治性疾患です。

いかなる難治性疾患も、結果です。
結果には、必ず原因があります。
原因を探り、突き止め、それを断つこと。
それにより、どのような難治性疾患も、必ず治癒寛解に向かいます。

諦めずに、希望をもって取り組むことが、何より大切です。

その他の疾患

  • 冷え性
  • 足の浮腫み
  • 尿漏れ

美容の悩み

  • 産後の肥立ちが悪い
  • 肥満
  • 肌荒れ

出産時には、仙腸関節と恥骨結合の靭帯が緩み、骨盤が大きく開きます。
産後、通常であれば、安静にしたり、授乳による刺激等により、骨盤は自然に閉じていきます。

ところが、インナーマッスルが衰えているために、骨盤が十分に閉まらず、開いたままになる女性が増えています。

その結果、お尻が大きくなったり、脚やお腹周りに余分な脂肪が付きやすくなりします。
骨盤の緩みは他の骨格へも影響しますから、全体的な体型が崩れる恐れもあります。

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心身楽々堂の考え、取り組み

以上のようなことから、心身楽々堂では「自在に変化のできる骨盤」、「弾力性のある骨盤」が理想と考えております。
骨盤矯正とは、そのような骨盤になるよう導くことと位置付けております。

心身楽々堂では、特別な「骨盤矯正」メニューがありません。
当院では、毎回全身の施術を行います。
身体全体が、自らの意志と力で本来のあり方を取り戻すことを第一義とするためです。
その中には当たり前のことながら、骨盤矯正が含まれています。
従って、骨盤矯正はもちろん、特別なメニューが存在しないのです。

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