骨格は、なぜ歪むのでしょうか。
さまざまな原因や理由が言われていますが、本日は私共の考えをご説明しましょう。
この写真をご覧ください。
先日、近所のショッピングモールで撮影したものです。
肩の高さが、左右で大きな差があることがおわかりかと思います。
左肩が上がり、右肩が下がっています。
この女性は、左肩に小さなショルダーバッグをかけておられます。
それを落とすまいとして、身体は無意識に左肩を吊り上げるのでしょう。
その結果、身体が歪んだ状態で歩行をしています。
発見後、約3分間ほど尾行しましたが(笑)、ずっとこの状態で歩いておられました。
おそらく、ご本人はこれほど身体を歪めて歩いている自覚はないと思います。
身体には「学習機能」があります。
学習機能とは、繰り返し行う動作や姿勢を小脳が記憶し、大脳の助けを借りず、全身の筋肉に命令を送り、自動的に身体を操作することです。
普段、無意識に行う姿勢、動作、仕草などは、そのようにして形成されます。
この写真のような姿勢も、同様です。
つまり、身体の学習成果として、骨格が歪むと私共では考えております。
おわかりの通り、骨格の歪みは骨の歪みではありません。
骨格の歪みは、筋肉バランスの乱れであり、それは小脳の命令によるものなのです。
さて、この写真、とてもよい見本なので、無断で撮影をさせていただきました。
後ろ姿であり、ピントもボケていますので、個人が特定できないゆえ何とぞご容赦ください。
もし「あ!これ私だ!」と断定できる方は、どうぞお申し出ください。
初回のみですが、ご協力をいただいて御礼として、無償で施術をさせていただきます(^-^)