西田です。
本日10月15日(月)から22日(月)まで、休業いたします。
集中内観を行うため、富山へ出張するためです。
この間、スマートフォンもパソコンもお預けするので、連絡不能となります。
ご不便をおかけいたしますが、何とぞご了承のほどお願いいたします。
さて、内観とは、日本独自の精神療法です。
文字通り内を観る、つまり自分の心と向き合い、掘り下げる行です。
昭和初期に吉本伊信先生によって創設されたものであり、そのベースには「他者から生かされている」という浄土真宗の教えがあるそうです。
ただし、宗教色はまったくありません。
自分の心を直接掘り下げるのでなく、他者をいわば鏡として外から自分を客観視する点が、吉本先生の内観の特徴のようです。
集中内観は、一日15時間、衝立の中で安座し、過去の記憶を調べます。
それを7泊8日かけて行います。
一日中座ってひたすら自分に向き合うことなど、これまでしたことのない経験です。
自分にできるのかどうか、甚だ不安な気持ちもあります。
実は、内観には10年近く前から興味がありました。
整体の師匠が「心の師」として慕っていた長尾 弘先生が著書の中で、その重要性を説いていたからです(先生は「内省」と記載されており、厳密には内観とは異なります)。
また、長尾先生が敬っていた高橋信次先生と吉本先生は、生前に親交があったようです。
今回のきっかけは、9月に開催した心整体法・集中合宿です。
そこに参加してくれた、ある女性(心身楽々堂のお客様)が、強く勧めてくれました。
彼女は「ぜひ行ってください。西田先生に内観のことを伝えたくて、この合宿に参加したようなものです」とまで言ってました。
彼女自身、3回、集中内観を経験しているそうです。
人間には、思い出したくない過去もある。
どんな事実を見つけるのか、どんな感情が湧いてくるのか。
怖いような気もしますが、この経験を踏まなければ、次の10年を迎えられない。
いや、次の10年に大きく飛躍するために、今、内観をしなさい。
そう言われているのだと感じています。
吉本式内観は、特に母親との関わりを重視するようです。
もしかしたらこの5月に亡くなったばかりの母が導いてくれたのかな、とも感じます。
なので、今、行こうと決断しました。
とにかく、行って参ります。
この間、急を要する用件がありましたら、LINEにてご連絡ください。
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LINEメッセージは、私とスタッフの森 亜紀子に届きます。
私が不在の間は、彼女が必要な対応をしてくれます。
それでは、来週、お会いしましょう!