手術する前に

西田です。

辛い痛みから逃れたい。
その一心で、医師の勧めるまま手術する人は、とても多いと思います。

あくまでも私見ですが、手術は最終手段と考えるべきです。
その前に、いろんな人の意見を聴いて欲しいです。
なぜなら、切除したものは元へは戻らないし、異物を埋め込めば復旧はほぼ不可能だからです。

器質的異常と機能的異常

痛みや疾患の原因には、大きく分けて、器質的異常と機能的異常があります。
その両方が関わることも、少なくありません。

器質と機能の違いは、以下の通りです。

  • 器質・・・臓器などの形態上(解剖学上)の性質
  • 機能・・・臓器などが本来持っている働き、能力

器質的異常に固執する

多くの場合、西洋医学の医師は、器質的異常を重視します。
つまり、レントゲンや画像検査などで破壊や変形や変位を確認し、それを痛みや疾患の原因と推定(断定)することが多いと、私は感じています。

「骨が変形しているから」
「骨と骨の間が狭くなっているから」
「椎間板が突出しているから」
「水がたまっているから」

医師からは、上記のような言葉をよく聞くのではないでしょうか。

なので、手術で組織を削ったり、切除をします。
あるいは金属を埋め込んで、変形や変位を修正しようとします。

手術しても痛みが変わらない

しかし、手術をしても、痛みが変わらないことがあります。
医師にそのことを告げると、「手術は成功している」と返事されます。
それは、どういうことか。

それは、医師の推定が間違っているということです。
手術が成功し、器質的異常が解決されているのだから、原因の推定が的確であれば、痛みはなくなっているはずです。

それでも懲りず、次の手術を提案されることもしばしばあるようです。
再手術しても、まだ痛みは変わらない。
そればかりか、他の不調が出現したり、歩行が困難になるケースも少なくないようです。

なぜそんなことになるのでしょうか。
それは、痛みや疾患の原因が、機能的異常である場合が圧倒的に多いからです。
それを考慮に入れずメスを入れるのは、私は非常に乱暴と感じます。

手術する前に

手術を検討するなら、医師にその根拠を十分に確認してください。
どういう理由で何をするのか、その結果どうなるのか。
納得できる内容の返答があれば、手術を検討すればよいでしょう。

しかし、検討に際しては、いろんな人の見解を聞いてみることです。
日本人は医師信奉者が多く、私たちのような整体師の言うことに耳を傾ける人はほとんどいませんが、ぜひ信頼できそうな先生を探して、話を聞いてみて欲しいと思います。

大切な身体です。
身体は交換ができません。
どうか慎重に考えてください。

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