どのような症状か
胃腸炎にかかり、症状が改善せず。
それ以降、登校すると吐き気をもよおし、外に出ることもできなくなる。
ただし、休日はその症状はない。
見立て
身体的には疾患はなく、精神的なものと推測。
ただし、精神のあり方には、身体が関わる。
自律神経のバランスを整えるために、全身の緊張を除去する方針を立てる。
施術と指導
標準調整にて、施術。
本人は「気持ちがいい、リラックスできる」という感想。
また、家庭環境も大いに関係すると推測。
母親から詳しく話を聞く。
施術を重ねるごとに、抑制されていた感情が爆発するようになってきた。
母親には、慌てず、受け止め、見守るよう指導。
経過と結果
日によって波があるが、施術5回目あたりから、落ち着いてくる。
施術開始3ヶ月後には、普通に学校へ行けるようになった。
西田よりひとこと
親としては、子供の不調は心配です。
特に、精神的なこととなると、どうしていいかわからない。
そんな方が多いようです。
しかし、子供は親が考えるより、遥かにしなやかで、強いものです。
温かく受け止め、見守ることにより、自分で治って行きます。
子供よりむしろ、親のあり方の方が重要なのです。
ところが、心配なあまり、精神科へ子供を連れて行く親もいます。
下手をすると薬漬けになり、ますます症状を悪化させる。
そんな例も、少なくありません。
これをお読みになっているお母さん方に、心からお願いしたいことがあります。
どうか、子供を医療の犠牲にしないでください。
薬漬けにしないでください。
薬は、一時的に症状を抑えるものであり、何ひとつ解決するものではないことをご理解ください。
まず親が、真実を知ってください。
今回は、賢明なご判断により、整体院へ連れて来られました。
本当に、よかったです。