どのような症状か

約2ヶ月前から、運動中に急に腰が痛くなるようになった。
整形外科にてレントゲンとMRIで検査をしたが、異常なしと言われた。
その他、いろいろ行ってみたが、まったくよくならない。
痛くなる4ヵ月前に、腰痛で整形外科を受診したところ、腰椎分離症と診断され、約3ヶ月間、コルセットで腰を固定していた。
それを外して、これから思い切り部活ができると思っていた矢先の痛みゆえ、かなり落胆している。

見立て

生理弯曲の崩れ、骨盤の角度異常が直接の原因。
それが運動時に強調されるために、痛みが発するのではないかと推測。

施術と指導

全身を弛める標準調整を行うとともに、腸腰筋を弛める自己療法を指導。

経過と結果

1回目の施術後に、ゆっくりと走れるようになる。
2回目の施術後には、部活でフルに練習しても痛みが出ない日があった。
3回目の施術後には、ほぼ痛みは消失、通常練習が可能となった。
ゆえに、4回目の施術でいったん終了とした。
約1週間に1回の施術で、所要期間約1ヶ月。

西田よりひとこと

大好きなサッカーを思いきりやりたいのに、痛みがあってできない。
それは、たいへんつらいことだと思います。
そんなお子様の意をくみ、何とかしてやりたいと、あちこちへ行かれた。
しかし、症状は一向に変わらない。
藁にもすがりたい気持ちで、当院を訪ねて来られました。
当院が最後の砦となることができて、たいへん嬉しく思います。
3ヶ月にわたるコルセットの着用で、腸腰筋がうまく働かなくなっていたところに、急激に運動したのが原因と推察いたしました。
腸腰筋を弛める簡単な自己療法を指導し、それを真面目に実践していただいたことで、治癒が早かったのだと思います。
遠方より時間をかけて通ってくださり、ありがとうございました。

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