起立性調節障害(楠葉丘、10代男子/中学生)

免責事項
本ホームページに掲載した事例やお客さまの体験談は、個々の成果や個人の感想を表現したものであり、万人への効果を保証するものではないことをご理解ください。施術による効果には、個人差があります。

どのような症状か

現在、中学三年生だが、中学へ入学した頃から発症。
症状としては、夜中に必ず2~3回目が覚め、朝起きるのが辛い。
昨年8月末、手足口病、溶連菌感染症にかかり、以降体がすっきりせず、ますます夜中に覚醒。
目覚めが悪くなり欠席、早退が増えた。
かかりつけ小児科医より、別の病院を紹介され通院。
約3ヶ月、薬の服用を続けるが、一向に回復せず。

見立て

人間関係や授業などで、学校へ行くのか嫌というわけではない。
スポーツマンであり、身体もしっかりしている。
クラブ活動もしていた。
ゆえに、次のような仮説をたてた。

  • 環境変化などの影響で、自律神経が乱れ、十分に睡眠できなくなった
  • それがきっかけとなり、慢性疲労状態になった
  • 通院し、病名を付けられたことや投薬が、症状の慢性化や悪化につながった

施術と指導

標準調整により、全身の緊張を除去することで、早期回復が可能と判断。
仮説を説明するとともに、治癒に導く方法、見込みなどを説明した。

経過と結果

初回施術後は「気持ちよかった」という感想。
4日後に、2回目の施術。
2回目問診時に聴くと、施術翌々日はスッキリ起きれたとのこと。
たった1日でも起きれたということは、大きな回復の兆しであることを告げた。
その4日後に、3回目の施術。
今度は、2日、調子がよかったとのこと。
少し間隔をあけ、一週間後に4回目の施術。
朝、起き辛かったのは、一週間のうち、1日だけとのことであった。
次週は受験を控えているため、いったん今回で施術終了とする。
三年近く悩んでいた症状であったが、初回来院時から、約二週間でほぼ完治。

西田よりひとこと

「起立性調節障害」と呼ばれるもののほとんどは、病気ではないと考えます。
症状の原因は、自律神経のバランスの乱れです。
その場合、必ず筋肉の慢性疲労や過緊張があります。
それを除去することにより、自律神経のバランスが整い、症状が治まることがほとんどです。
検査のために病院へ行くのは結構ですが、医師の診断を盲信しないことが賢明です。
特に、安易に子供に投薬や注射をする医師は、信用してはなりません。
経験上、過剰な服薬は、余計に症状を悪化させる可能性が高いと考えます。
子供の健康を守れるのは、親しかいません。
ぜひ積極的に、本当のことを学んでいただきたいと切に願います。

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