以下、栃木県宇都宮市在住の山野昌博先生のFacebook投稿をそのまま引用転載させていただきます。
詳しくは、山野先生の整体院ウェブサイトをご覧ください。

また山野先生による「修了生の手記」もぜひご一読ください。

【パニック発作・自律神経失調症を薬を飲まずに治した女性】
心身楽々堂・整体塾の整体起業講座を修了して2年8ヶ月になります。
この間、主に自律神経失調症の症状のお客様に施術経験を重ねてきて、西田先生が教えるように自律神経失調症の原因が「骨格筋の過緊張、慢性疲労」であること、その原因を取り除いていけば自然に治るということを自分で確認してきました。
今では西田先生に学んだ整体が真実であり、紛れもない本物であると確信しています。
しかし一般には全く知られていない整体なので、集客は難しく、なかなか経験を積めない人も多いでしょう(私もそうですが)。
また、施術をしても自律神経失調症は「すぐに、簡単に治る」わけではないので、お客様に理解していただいて、継続してもらうのも難しいものです。
最近のお客様で、パニック・自律神経失調症が2ヶ月の通院でほとんど解決した40代の女性がいて、その経過が典型例と言えるのではないかと思いましたので、紹介します。
自律神経失調症が整体でどのように治っていくのか?
まだ経験の少ない先生方の参考になれば幸いです。
【来院までの経緯、症状】
女性、48歳、Kさん。
4人の子どもを育てている主婦。ストレスの多い生活をしている。
2021年1月から、自律神経失調症の色々な症状に悩まされている。
動悸、吐き気、めまい、息苦しさ、不整脈、頭痛、不眠、食欲不振、倦怠感、身体の痛み、手のしびれ、などの症状。パニック発作を起こすこともある。
家でじっとしていても心臓がドキドキして脈が早くなり、呼吸が苦しくなる。
パニック発作を起こすと、激しい動悸と呼吸困難で死にそうなほど苦しくなる。救急車を呼んだことがあるが、病院に着いて検査すると何も異常はないと言われる。
パニック発作は家にいる時に起きることもあり、外出中に起きることもある。
スーパーで買い物中にパニック発作を起こしたこともある。
自動車の運転は怖くて出来ない。
低気圧の影響を受けやすい。曇りや雨の日は我慢できないほど体調が悪くなる。
夜は眠れない。寝つきが悪く、夜中や早朝に目が覚めてしまい、その後もまた眠れない。
寝汗が酷くて、寝ている間に汗で服がしっとり濡れている。
食欲がなくて食事が食べられない。体重が7キロも減ってしまった。
生理の不調がある。生理が来ると吐き気が酷くて寝込んでしまう。過多月経で生理を止める薬を飲んでいた。
子どもがいるので家事をしなければならないが、食事を作るのも、洗濯物を干すのもしんどい。
不安感や恐怖心が強く、このままでは自分はどうなってしまうのかと、心配で仕方がない。
病院に何回も行き、MRI、心電図など色々な検査をしても異常はなかった。
医師には心療内科の受診を勧められたが、精神薬を飲むことへの不安があり、悩んでいた。
医師に「自律神経の問題」と言われたことから、自律神経について調べた。
当院のホームページを見て「薬に頼らず治す」ことに共感して、相談に訪れる。
薬は飲んでいない。当院以外には相談に行っていない、施術や治療も受けていない。
【症状の経過】
初回来院。3月上旬。
症状が重いので回復には2、3ヶ月かかるでしょうとお伝えして、週1回のペースで施術を受けていただく。
2週目。3月中旬。
施術を受けた後、3~4日位は症状が軽くなり体調は落ち着く。その後は元のような状態に戻ってくる。曇りや雨の日は症状が悪化する。
手のしびれは気がついたら感じなくなっていた。
3週目。3月下旬。
生理が来たため吐き気が強い日が続き体調が悪かった。過多月経で出血が多い。食事も食べられなかった。夜も眠れず早朝に目が覚めてしまう。
動悸や息苦しさなどの症状はあまりなかった。
4週目。3月下旬。
前半は生理の影響で吐き気や食欲不振が続き体調が悪かった。その後は食欲が少し戻ってきているが、息苦しさや倦怠感を感じる。イライラしてしまうこともあった。
5週目。4月上旬。
先週より回復している。吐き気は減り、食欲も出てきて食べる量も少しずつ増えてきた。
6週目。4月中旬。
今週はパニック発作を起こしてしまった。雨が降っている日で、胸が苦しくなり救急車を呼ぼうかと思ったが、何とか我慢した。通院を始めてから発作を起こしたのは初めてで「自分が情けない…」とショックを受けている。
しかし発作を起こした以外は体調は回復している。今週は生理が来たが前回のような吐き気はなく楽だった。食欲も前よりはあり、3食食べられる日もある。
7週目。4月下旬。
体調は落ち着いていた。曇りや雨の日に倦怠感や息苦しさがあったが我慢できないほどではない。友達に誘われて外出して久しぶりにいい気分転換になった。一人でいると不安になる、一人で外出するのも不安で、車の運転もできない。
8週目。4月下旬。
体調は落ち着いていた。多少体調が悪くても料理、洗濯など家事は出来るようになっている。睡眠も改善していて朝6時頃まで眠れている。食欲が出てきて食べる量が増えてきた。天気が下り坂の日は息苦しさがある。
9週目。5月上旬。
体調は落ち着いていた。気温が上がる日や雨の日に動悸や息苦しさを感じるが、症状は重くはならない。夜も眠れている。今週は生理中だが以前のように体調が悪くなることはない。久しぶりに車を運転して買い物に行けた(家族が同乗している)。不安感や気分の落ち込みも少なくなっている。
10週目。5月中旬。
体調は落ち着いている。動悸や息苦しさはほとんどない、あっても軽い。低気圧の影響もあまり感じなくなっている。買い物や送迎などで車の運転をしている。食欲もある。睡眠は夜11時から朝6時まで眠れている。
11週目。5月中旬。
体調は落ち着いていて普通に生活できている。
「快適に生活してます」とのこと。
症状は気になるものは特にない。雨が降っても体調は悪くならない。睡眠も問題なく朝まで眠れている。寝汗もかかなくなった。車の運転は一人で出来るようになった、運転していて不安もない。精神的にも落ち着いていて、不安感も特にない。
【所見】
Kさんは上記のような経過をたどって、2ヶ月ほどの通院で「来院までの経緯、症状」に述べたほとんどの症状が解消するか、気にならない程度に軽減しました。
(動悸、吐き気、めまい、息苦しさ、不整脈、頭痛、不眠、食欲不振、倦怠感、身体の痛み、手のしびれ、パニック発作などの症状)。
普通の生活が送れるようになり、ご自身でも「快適に生活してます」と話していました。
とはいえ、順調に右肩上がりに回復したわけではなく、最初の1ヶ月目は好不調をくり返していました。
特に生理の不調を抱えていたため、生理が来ると大きく体調を崩していました。
通院1ヶ月目の頃にパニック発作を起こしてしまい、Kさんはとてもショックを受けていたようです。
「せっかく良くなってきたのに、自分が情けない…」ととても落ち込んでいました。
施術を受けて回復しつつある時期に、一旦、回復ペースが足踏みするようなことは、他のお客様でもあることです。
その足踏み状態を乗り越えると、その後はどんどん回復していくことが多いのです。
kさんも発作を起こした後は回復のペースが早くなり、通院2ヶ月目を迎える頃にはほとんどの症状が解消するまでになりました。
このような症状が重い人の相談を受けると「本当に治るのか…、大丈夫だろうか…」と心配になると思いますが、症状が深刻な人ほど困っていて、「藁にもすがる」気持ちで助けを求めています。
2、3ヶ月間を目安に施術を受けていただいて、体調の変化を観察してください。
自分で経験すれば、西田先生や人に教わらずとも、自ずと理解できます。

