「いのちの学校を目指して」
一昨日、三日間の整体法講座を終了しました。
土曜日の午前中は、門下生たちに私の施術現場を見学してもらいました。
リアルな現場を見ていただき、そこから何かを感じたり、学んで欲しいからです。
もちろん、お客さまに了解をいただいた上でのことです。
私が、日々の整体の現場で心底残念に思うこと。
それは「薬が病気を治してくれる」と固く信じてやまない人が、本当に多いことです。
その背景には、医師や医療に対する絶対の信頼があるようです。
指先が震えるので、神経内科を受診したら、パーキンソン病と診断された。
医師に薬を処方され、指示通りに服薬しているが、どんどん症状が進行している。
見学の日も、そんなお客さまがお見えになりました。
お聞きすると、一日に10錠を超える薬を服用されています。
その中には、向精神薬も含まれています。
薬は、身体の中で化学反応を起こさせます。
たった一錠でも、身体の自然な営みに大きな影響を与えます。
それを複数錠、しかも毎日、服用しらどうなるか。
さらには、何年も服用し続けたら、どうなるか。
少し考えればわかることです。
しかし、多くの方は薬を手放せません。
医師の命令に背くと、たいへんなことになると思い込んでいるからです。
あるいは、薬が治してくれると固く信じているからです。
中には「薬はできるだけ飲みたくない」とおっしゃる方もおられます。
薬を飲めば飲むほど、状態が悪くなっていることを自覚している方もおられます。
それでも、不安だから薬を手放せない。
私は、無理に薬を止めるようには勧めません。
自分が知り得た事実や経験をお伝えし、あとはご自身の判断にまかせます。
強制するのは、いろんな意味で、越権行為だと考えるからです。
身体なしに、私たちはこの現世を生きることはできません。
我が身を、他者が代わりに生きることはできません。
一生、この身をまとっていのちを営み続けるのは、自分以外にあり得ません。
なのに、その大切な身体を、どうして簡単に他者に委ねてしまうのでしょう。
医師とはいえ、他者に命じられるままに、よく自分で調べることもせず、安易に大量の薬物を身体に取り込むのでしょう。
仕方ないとはいえ、いのちの冒涜といっても過言ではないと思います。
いのちの真実が隠蔽され、伝えられないのが、現代社会の病理の根幹ではないでしょうか。
そのような中、整体院は、いわば“いのちの学校”だと考えております。
私のもとで整体を学ぶ方たちには、ぜひそのような覚悟と気概を持って取り組んでいただきたいと願います。
私も、まだまだこれからだと思っています。
お互いに助け合い、支え合い、学び合い、磨き合い、高め合いながら、この道を歩み続けて参りたいと願います。

