北風と太陽

新たに整体を受けに来られたお客さまに対して、私たちの整体を説明する際に、よく引き合いに出す話。それがイソップ寓話の「北風と太陽」である。実際に写真の絵本を道場に設置しており、一緒に絵本を見ながら話をすることもある。
 
現代社会に生きる大半の人は、身体が過度に緊張を起こしており(ほとんどの場合、無自覚)、それがあらゆる痛みや疾患の大きな原因となっている。なので、この過緊張状態を解除すれば、身体は本来の働きを取り戻し、自らの力で痛みや症状を癒していく。それが、私たちの整体の基本原理である。
 
しかし、強く揉んだりほぐしたりして緊張を解こうとしても、多くの場合、身体はさらに緊張を増す。さながら、北風が旅人のコートを吹き飛ばそうと強く吹きつければ吹きつけるほど、旅人が頑なにコートを手放さなかったようなものである。
 
それに対し、私たちの整体は、この上なくやさしい手技や心地よいリズムによって身体に安心感を与え、身体が自ら緊張を解くように導く。さながら、太陽が輝く光によって、穏やかに旅人を照らし、温め、旅人が自らコートや衣類を脱ぐようなものである。
 
さて、昨今の新型コロナウィルス騒動。ほぼ全ての日本人が、マスクを着用して過ごすことが日常となりつつあるが、彼らにいくら客観的な説明をしても、聞く耳を持たない。逆に、説明すればするほど彼らは態度を硬化させ、マスクを手放さなくなるのではないだろうか。
 
では、太陽のように振る舞うには、どうすれば良いのだろう。つまり、彼らが自らマスクを外すには、私たちは何をすれば良いだろうかと、ずっと考えている。今のところの結論は、自分自身が自然体で楽しく過ごし、同じく自然体で過ごす人たちと出会い、ご縁をつないでいくことではないか、と考えている。
 
さて、今日から三日間、千葉県船橋市へ出張します。私たちは、どこへ行く時も、ごく当たり前に自然体でノーマスクですが、これまでにトラブルに巻き込まれたことはありません。さてはて、今回はどのような旅となるのか、楽しみです^-^


整体読本「掌ひとつの革命」

“心を使って人間という生命体を整える”、癒しの人間学「心整体法」の入門書。整体に興味がある方はもちろんのこと、生き方や働き方に迷いや悩みがある方に、ぜひお読みいただきたい整体読本です。また、何をやっても治らない、頭痛、めまい、動悸、過呼吸、不眠、慢性疲労、パニック発作、うつなど、原因不明の不快症状や心の病で苦しんでおり、わらにもすがりたい気持ちで、改善の道を探しておられる方にも、きっとお役に立てる内容だと思います。


ABOUTこの記事をかいた人

1960年、大阪生まれ。2008年、47歳の時に、突如、24年間勤務した会社を辞し、整体師に転身することを決意。多額の住宅ローンを抱え、当時高一と中二、二人の息子がいる身で脱サラし、未経験の仕事で起業するなど狂気の沙汰と、周囲の誰もが猛反対する。しかし、耳を貸さず、整体院の独立開業を断行。案の定、失敗、挫折、絶望の連続で、辛酸をなめ尽くすが、ぎりぎりのところで踏み止まる。修得した整体手技療法を基盤に、合氣道修行で得た心身修養の精髄を加味した「心整体法」を着想。病院で治らない慢性疾患や自律神経失調症専門の整体院という独自路線を歩み、自力で整体院経営を軌道にのせる。組織に依存せず、束縛されず、自分の良心や信念をいっさい曲げることなく、己の身一つでサラリーマン時代を大きく超える収入が得られることを証明する。その経験を生かし、脱サラ・起業に特化した整体塾を主宰。まったくの未経験者を「オンリーワンの整体師」に育てあげることについては、日本一の手腕を持つ。これまでに、50名を超える整体師を輩出。現役の整体師を続けながら、大阪府枚方市、千葉県船橋市を拠点にして後進を育成。また、各地で一般の方に向けたセミナーや体験会を開催し、「心整体法」を伝えている。