整体の学び/感性を目覚めさせる

整体即人生、人生即整体

【整体の学び/感性を目覚めさせる】
 
現代社会、特に都会に生きる人の大半は、感性を極度に鈍化させています。おそらくは、そうしないと生きていけないからでしょう。都会には、矛盾や理不尽なこと、不安や不快なことが多過ぎて、通常の感性だと辛くて、苦しくて仕方がないから、感性を鈍化させて、辛苦から逃れているのだと私は考えています。

そもそも命は、シンプルに言えば、たった二つのことしかしていません。一つは「守る」こと、一つは「成長する」ことです(ある映画の中で、アメリカの細胞生物学者ブルース・リプトン氏が述べていたことです)。どちらを優先するかというと、当たり前のことながら「守る」ことです。

現代社会においては、物理的なストレスを受けることよりも、精神的・感情的なストレスを受けることが圧倒的に多いと思います。いずれにせよ、ストレスから自分を守り続けた結果として、感性を鈍化させることを命が選択をしているのだと思います。そして、現代社会は、それが極みに達しつつあると感じます。

多くの人が「肌で感じる」ことができなくなってる。なんかおかしいな…どこか変だな…そんな感覚が希薄になっているのです。今回のコロナ騒動がおさまらない最大の理由の一つは、ここにあるのではないかと私は推察しています。マスクを常用しても苦しさを感じない人が増えているのも、そのためでしょう。

このこと、つまり感性が極度に鈍化した人間が増えることは、非常に恐ろしいことだと私は考えています。ひとつは、危機を察知する能力が低下するからです。もうひとつは、他者に対して無関心になるからです。そのいずれもが、生命力の低下につながる大きな問題だと思いますが、そのことにすら気付けなくなっています。

私がお伝えする整体の極意は「身体と心の触れ合いを愉しむ」ことです。施術や対話という、人と人との触れ合いや相手に対する思いやりが、お互いの気付きを誘発し、変容や成長につながっていく。その中で、自然に、人間が本来備える感性が目覚めていきます。これを学びの基本中の基本とし、「感じる力」を育てるよう指導しております。

しかし、ただ感性を目覚めさせるだけでは、片手落ちです。冒頭に述べた通り、通常の感性を備えていると、非常に生き辛い、異常極まりない社会だからです。ゆえに、整体を学ぶにあたっては、追って述べる「知性を磨くこと」「理性を鍛えること」を同時に進める必要があるのです。それにより、バランスをとることが肝要です。

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“心を使って人間という生命体を整える”、癒しの人間学「心整体法」の入門書。整体に興味がある方はもちろんのこと、生き方や働き方に迷いや悩みがある方に、ぜひお読みいただきたい整体読本です。もちろん、何をやっても治らない、頭痛、めまい、動悸、過呼吸、不眠、慢性疲労、自律神経失調症、起立性調節障害、不安障害、パニック発作、うつなど、原因不明の不快症状や心の病で苦しんでおり、わらにもすがりたい気持ちで、改善の道を探しておられる方にも、きっとお役に立てる内容だと思います。
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