連れ合いから、とても興味深い動画を教えてもらいました。人間含めて、全ての動物は「触れられる」「関わられる」ことを本能的に求めるのだということが、よくわかります。
私たちの整体の最も基本的な手技として「そっと触れる=静圧法」「やさしく撫でる(擦する)=軽擦法」というものがあります。シンプルですが、バラバラになりがちな心と体を統合し、本来の自分に気付くきっかけを与える素晴らしい関わり方だと思っています。
10年以上前のことになりますが、師匠の出張施術のお供をさせていただいた際、「進行性核上性麻痺」という難病を患い、不随意運動を伴う寝たきり状態で全く話せなかった方(70代、女性)が、10分ほど施術をしただけで話せるようになった感動の場面に立ち会いました。
明日、整体塾の門下生、研修生、受講生を対象にした「勉強会」と「稽古会」を開催しますが、「高齢者の機能回復における理学療法と整体、その接点と役割」という特別講義をはじめ、いかに高齢者と関わるかや、自分がこれからどう生きるかを考察する機会にしたいと考えております。
現在、スキルアップのために、神経伝達に着目した著名な手技やポリヴェーガル理論等を学びつつあるのですが、その機序なども織り交ぜつつ、みなさんと共に楽しく、有意義な時間を過ごしたいと考えております。ご参加の皆さま、よろしくお願いいたします。
以下、座右の書である『いのちの輝き』から抜粋、引用する。
「手技による癒しは、患者が自己の本質につながろうとするのを助け、その人を「まるごと」の状態にもっていく。ヒーラーがかざし、ふれる手は、患者の本質がその人のからだとつながるのを助け、その結果、ふたたび生命エネルギーがじゅうぶんに流れるようになる。そこでヒーラーが手を使って、患者のからだのなかのエネルギーをととのえ、バランスを回復させる。ヒーラーは意思をつうじて患者に愛をおくる。すると、頼れるヒーラーに見守られてリラックスした患者は、その愛を受けとる。愛はすべての医師の仕事に不可欠である。なぜなら、患者はその愛に敏感なものだからである。患者が待っている病室に医師がはいってくる。すると患者はほっとする。「助けがきた」と思うのだ」

