神は私たちに進化を求めているのか

一燈を提げて暗夜を行く

【神は私たちに進化を求めているのか】

昨日夕刻、森 亜紀子から誘われ、久しぶりに畑へ行きました。彼女が一所懸命に世話をしているこの小さな畑は、数年内に巨大資本によって収奪され、大きな物流倉庫が建設されるそうです。こうやって、数百年、数千年かけて守られ、育てられてきた自然が、人間の限りない欲望によって、どんどん侵食され、破壊されていく。昔から変わらないであろう心癒される風景を眺めていると、憤りとも悲しみとも言えない感情を味わいます。

いかに人類の科学力が進歩しても、私たち人間は、宇宙の真理や自然の摂理から逃れることは絶対にできません。その事実を忘れ、謙虚さを失い、止まることなく欲望を肥大させ、人類はどんどん傲慢になっているようです。与えたものを受け取るのが宇宙の真理ですから、人類は必ずその報いを受け取ることでしょう。それがどのような形で顕現するかは分かりませんが、そう遠くない未来に、考えられないような事象が起こるのは、少し考えれば理解、納得できると思います。

一方で、人間は神の創造物です。命は常に神とつながっており、無限とも言える可能性を秘めていると私は考えています。その事実が腑に落ちないなら、ぜひ考えてみてください。私たちの命は例外なく、一つずつの卵子と精子が結合して誕生したたった一つの細胞から始まり、分裂を繰り返して、複雑精緻な人体を形成してきたのです。小学校で習うような知識を得ることができれば、誰であっても命の素晴らしさに目覚めることができると思うのです。

素晴らしさに目覚ることは、可能性に目覚めることだと思います。どのような危機が訪れようとも、命は何とかして生き延びようとすると考えています。自己を守り、種を守ることが、生物としての絶対的な本能だからです。そして、奇跡的な、あるいは次元を超えるような進化を遂げるのは、絶対絶命の危機を迎えた時ではないかと私は思うのです。

表面的に見れば、世界や社会はとんでもない方向へ向かっているとしか思えませんが、それはもしかしたら神が私たち人類に飛躍的な進化を求めているのではないか。どのような暗雲が立ち込めようと、空が分厚い雲に覆われようと、漆黒の闇に包まれようと、太陽は燦然と輝き続けるように、神は常に私たちの心の奥底に存在していると思います。そことつながり続けることが、この時代だからこそ、ますます大切になってくると考えています。

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