奴隷が王様を作っている

一燈を提げて暗夜を行く

【奴隷が王様を作っている】

この方のおっしゃっていることに、深く同意、共感する。王様が王様であり続けるのは、奴隷が奴隷であり続けるから……その通りだと思う。

ごく僅かな一部の者たちが、世界中の富を我が物にしているのは事実だろう。特別な家系や、ある教義のもとに運営されている集団も存在するだろう。想像もつかない絶大な力を持っている者がいるのも、事実だろう。しかし、彼らがいかに財力や権力を持とうが、実働する人間がいなければ、彼らとて力を発揮しようがないのも事実である。

世界中のどの国の、どの民族の、どんな人であっても例外なく、家族や友達を心から愛し、社会が平和で幸福であることを心から願っている。それでも戦争が無くならないのはなぜか。武器や兵器による殺戮や破壊、威嚇や脅威が無くならないのはなぜか。極論だが、それは、

「あなたがサラリーマンを辞めないから」

である。ただし「サラリーマン=給与所得者(会社員)」ではない。「サラリーマン=経済奴隷」であり、昨日シェア投稿したように「サラリーマン=仕事がお金を稼ぐ手段になっている人」のことである。

特に現代日本は、会社員はもちろんのこと、政治家や事業家、官僚や公務員、スポーツ選手や芸能人、会社経営者や個人事業主まで、ほぼ全員がサラリーマン化している。誰もが感性と思考力を鈍化させ、自分の信念、良心、倫理観を二の次にし、上位者や組織に隷従し、一般常識や社会通念に迎合して生きている。

自分がサラリーマンかどうかを見分ける方法がある。それは「お金を稼ぐ必要が全くなくなっても、今の仕事を続けるか?」を自分に問うことである。続ける!と自信を持って言えるなら、おそらくあなたはサラリーマンではないだろう。

この社会はどうしようもなく腐っている。ハッキリ言って、私たちに未来はない。それを許容するばかりか、加担し、支えているのは私たち一人ひとりなのである。その自覚なく、社会や誰かを批判したり、変化を期待するのは無理、無駄である。自分自身が変化そのものになれるか、どうか。そこにしか未来へ続く道はないと私は思う。

印鑰 智哉
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