【生きる力】
ㅤ
私のもとで、“内弟子”として整体を学んでいる奥西 恭子先生が、このたびセッション(施術)回数1,000回を突破したそうです。彼女が、そのことを報告する記事を投稿しているので、多くの方にご覧いただきたく、シェアいたします。
彼女の心からの想いと志が、とても優しい言葉で綴られています。この投稿を読んだ(見た)時、私は嬉しくて、心から感動して、うっすらと涙が出て参りました。彼女の確かな「生きる力」を感じたからです。
私は、整体で起業する(プロの整体師になる)ためには、最低1,000回のセッション(施術)経験を積むことが必要だと、研修生たちに伝えています。それがスタート地点に立つということであると伝えています。
どのような職業であれ、プロになるためには、数多くの経験を積むことが必要不可欠です。スポーツ選手は、数多くの試合をこなしてプロになるでしょうし、音楽家は、数多くのステージを経験しプロになることでしょう。料理人は、数多くの調理をし、お客様に提供する経験を積んでプロになると思います。
プロとして活動するためには、全身全霊を傾けた表現をして、それを他者に供することで、自分に向き合い、自分に問いかけ、悩み、迷いながら、自分の力を引き出し、自分を磨いていくことが、必要不可欠だと思うのです。
プロになるとは、対価をいただくことです。つまり価値を提供することが必要です。価値とは、「喜び」や「感動」であると思います。それが、「生きる力」の源泉となるからです。
でも価値提供の方法を教えることはできません。自ら行動して、経験から得たことを糧にして、成長し、生み出す以外にないのです。整体の場合、プロとして活動を開始するには、最低1,000回のセッション(施術)経験が必要だと、考えています。
一年間で1,000回のセッション経験を積むのは、簡単ではありません。「相手」と「場所」と「時間」が必要不可欠だからです。この三つは、それまでなかったものです。自分で探す、見つける、作る以外にありません。
恭子先生も、最初1,000回と聞いた時は、「どうしたらいいんだろう?」と大いに悩んだそうです。看護師の仕事を続けながら、12人の子育てをする彼女には、重過ぎる荷だったと思います。
でも、彼女は乗り越えることを決断し、行動しました。本当に大変だったと思います。それを支えたのは、彼女の「生きる力」に他ならないと思います。それは、奇跡的に授かった、かけがえのない自分の命に対する敬意と感謝ではないかと思います。
プロ整体師に最も必要なのは、技術でも知識でもなく、この「生きる力」ではないかと私は考えています。「生きる力」があるからこそ、技術も知識も、貪欲かつ熱心に習得すると思うからです。そして、他者に生きる勇気と希望、つまり生きる喜びを授け、それが「生きる力」につながると思うからです。
最後に、私がよく引用する、オグ・マンディーノの代表的著作『この世で一番の奇跡』の中に述べられている、幸福と成功の四つの法則を記載しておきます。恭子先生は、まさにこれを実践したのだと拝察しています。
ㅤ
自分の恵みに感謝しなさい。
自分のかけがえのなさを主張しなさい。
自分の枠を超えなさい。
選ぶ力を賢く使いなさい。


