本当の自分の声を聴く

整体即人生、人生即整体

【本当の自分の声を聴く】
 
昨日は、福岡県にお住まいの若い男性が、わざわざ私を訪ねて、道場まで足を運んでくださった。お聞きすると、私がFacebook等で発信している内容に強くご共感くださり、顔を見て話をしてみたい、セッションを受けてみたいとのことであった。
・
ごく平凡な私に、わざわざ遠方から会いに来てくださるとは、奇特な方もいらっしゃるものだと感心するやら、恐縮するやら…でも、何よりも彼の純粋な気持ちが嬉しかったし、その行動力に大きな感銘を受けた。たいへんありがとうございました。
・
さて、その彼に最もお伝えしたかったことは、「本当の自分の声を聴く」ことの大切さである。特に生き方や働き方において、疑問、迷い、悩み、行き詰まりなどを感じた際は、自分の声を聴く大きなチャンスであると私は考えている。
・
実際、私もそうであった。50歳を目前にした時、会社員として過ごす毎日に希望を見失い、人生に絶望した。何かに打ち込むこともなく、惰性で毎日を過ごし、言い訳ばかりして行動しない自分に、心底嫌気がさした。死んだほうがマシだとさえ思っていた。
・
当時、私が真に求めていたこと。それは裕福な暮らしでもなければ、誰かや社会の評価でもなかった。私が心から求めていたのは「自由な生き方」であった。自由とは、勝手気儘という意味ではない。自由とは“自分に由る”ということである。
・
つまり自由な生き方とは、自分が大好きなこと、心から信じること、真に価値ありと思うこと。それに素直に従い、全身全霊を傾けて打ち込み、生きることである。絶対に自分に嘘をつかない、自分を欺かない、自分を誤魔化さない生き方でもある。
・
自由な生き方をして、生活の糧を稼ぐなど理想に過ぎない。現実的には、絶対に無理…それは、思い込みに過ぎなかった。私は幸いにも、それまで全く無縁、無関心であった「整体」という道に、自由な生き方の可能性を発見し、迷わず飛び込んだ。
・
散々、苦労した。人に大きな迷惑もかけた。自分勝手だと非難された。たくさんのものを失った。でも負け惜しみではなく、それらを補って余りあるほどの豊かなもの、つまり「自由な生き方」を私は手に入れたと実感している。
・
整体とは「命を知り、命を感じ、命を養う」営みである。現代社会は、あまりに多くの大人が、命を知らず、命を感じることなく、命を損なう生き方をしている。それが悪いとは言わないし、好きにすればいいが、若者や子どもを巻き込むのはやめて欲しい。
・
さて、昨日の彼は、整体という仕事に関心があるようだ。最近、私の整体塾は中高年者の入門が多いゆえ、彼が仲間に加わってくれると、整体塾内の空気が少し変わるかも知れないと、密かに期待をしている次第である。
 
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
 
添付の写真は、数年前、アメリカのアリゾナ州セドナに滞在していた際に借りていたシェアハウスで施術をしている様子である。命の仕組みや尊厳は、万国共通である。だから、我が身ひとつさえあれば、世界中どこででも仕事ができる。それは、かつて思い描いた「自由な生き方」の具現化でもある。

整体読本「掌ひとつの革命」
無料でダウンロード
“心を使って人間という生命体を整える”、癒しの人間学「心整体法」の入門書。整体に興味がある方はもちろんのこと、生き方や働き方に迷いや悩みがある方に、ぜひお読みいただきたい整体読本です。もちろん、何をやっても治らない、頭痛、めまい、動悸、過呼吸、不眠、慢性疲労、自律神経失調症、起立性調節障害、不安障害、パニック発作、うつなど、原因不明の不快症状や心の病で苦しんでおり、わらにもすがりたい気持ちで、改善の道を探しておられる方にも、きっとお役に立てる内容だと思います。
整体即人生、人生即整体
シェアする
西田 聡をフォローする
掌ひとつの革命
タイトルとURLをコピーしました