最近、ほぼ毎日、畑に足を運んでいる。滞在するのはごく短時間だし、大した作業はしていない。しかし、大きな不安や閉塞感が社会を覆い尽くし、自分自身も非常に厳しい状況にありながら、心の平安を保てているのは、この畑の存在が大いに寄与してくれていると思う。
正直に申し上げて、食糧になるものを収穫できるまで、あと何年かかるかわからない状態だ。それなのに、なぜ「何とかなる、大丈夫」という根拠のない心の安らぎが得られるのか。それは、たとえ短い時間であっても、大空を仰ぎ、大地とつながる時間を日常に持つことにより、自分の生命力が活性するからではないだろうか。
どんな時代になろうと、いかなることが起ころうとも、何よりも拠り所にすべきは、自分自身の生命力である。それは、絶対不変の真実であり、大原則である。そして、整体は、生命力を活性させる営みに他ならないが、さらに新たなアプローチとして、今後、畑での作業を取り入れていこうと考えている。
連れ合いは、毎日、定植したばかりの小さな苗に「大きくなったね、可愛いね、えらいね、ありがとうね」と声をかけながら水をやっている。まだ始まったばかりの取り組みであるが、いろんな人の力を借りながら、彼女がご先祖様から受け継いだこの小さな畑を守り、大切に育てていきたいと思う。
畑のこと
日々是好日
