おはようございます。
「励まさない」
整体院には、さまざまな痛みや不調をお持ちの方がお見えです。
その多くは、身体だけでなく、心にも痛みをお持ちです。
何年にもわたって、ずっと抱えている痛みや不調。
何をやっても、どこへ行っても、治らない。
お医者さまからは、うまく付き合いなさいと言われる。
家族にも、相手にされない。
私の身体は、どうなったのだろう。
ずっと、このままなのか・・・
悲しみ、怒り、不安、恐怖、落胆、焦り、あきらめ・・・
さまざまな感情をお持ちです。
多くの場合、深く傷つき、心が不安定になられています。
そのような方には、励ましやアドバイスは、かえって、苦しませることさえ、あります。
はかない、ろうそくの炎。
それが消えそうになった時、あなたはどうしますか?
うちわで、バタバタあおぎますか?
ガソリンを、ぶっかけますか?
違うでしょう。
そっと手で囲み、風が当たらないように、炎を守る。
そして、火が消えないように祈り、見守る。
そうするのでは、ないでしょうか。
身体の痛みが長ければ長いほど、心も痛んでいます。
それはまるで、消えそうなろうそくの炎のようなものです。
心と身体を痛めた人が、求めるもの。
それは、やさしさ、ぬくもり、安らぎではないでしょうか。
心にも、身体にも、自然治癒力があります。
守り、導いてあげれば、自分で立ち上がり、治癒していく。
人間とは、そういう生き物だと思います。
すべてを肯定し、すべてを受け入れ、すべてを包み込み、すべてを許す・・・
絶対にあきらめずに、祈り、見守る・・・
そんな対応も、時として必要です。
そして、整体師には、そんな人間的な深さ、大きさが求められる。
私は、そう思います。
技術を学ぶことも、磨くことも、整体師として大切です。
でも、それと同等以上に、人間力を磨くこと。
たいへん難しいことではありますが、それがとても大切だと思います。
以前にもご紹介しましたが、「一灯」は、私の整体法講座のシンボルです。
ひとつひとつの命の灯を大切に・・・
そんな願いをこめております。
今日も生かせていただき、ありがとうございます。

