友であり、師であり

袖振り合うも多生の縁

【友であり、師であり】

先日、一緒に講演をさせていただいた、岡本 よりたかさん。
私にとって、よりたかさんは、友であり、師でもある、そんな存在である。

よりたかさんを知ったのは、二年前の今頃だ。
Facebook上で、よりたかさんが執筆した「根を張るということ」という記事を読み、大いに感銘を受けた。
農業と整体、まったく異分野だが、大切にしていること、伝えたいことはまったく同じだと思った。

その後、ご縁をいただき、山梨県北杜市のよりたかさんの圃場を訪ねる機会を得た。
実際の現場を見て、思いは確信に変わった。
よりたかさんに、それを伝えたのだが、その時は「ふ~ん」というつれない返事だった(笑)。

翌年(昨年)、よりたかさんを関西に招き、3回の勉強会を開催した。
その続きとして、約半年にわたり、よりたかさんご指導のもと、大豆を自然栽培で育てるワークショップを主催した。

これらを通じて、本当に多くのことを学ばせていただいた。
といっても、私は、農業をするわけではない。
よりたかさんと過ごす時間の中で、自分の整体法を究め、深めていくための貴重な示唆をたくさん得たのだ。

昨年11月、私が山梨で講演をさせていただいた。
よりたかさんは、忙しい中、わざわざ足を運んでくださった。
この時やっと、私の伝えたいことが伝わったようだ。

懇親会の席上で、「一緒に話そうか」と声をかけてくださった。
本当に、嬉しかった。

以来、3月に大阪、6月に東京で、共同講演をさせていただいた。
これがきっかけで、新たなご縁をたくさんいただいた。
まさに“類は友を呼ぶ”であり、ご縁をいただくのは、自然に寄り添う生き方を目指す人が多い。

先日の講演会では、また目の覚めるような気付きをいくつかいただいた。
私は講師であるにも関わらず、メモを取りまくっていた。

次回は10月に山梨で講演会があるが、どんな話が聴けるのか、楽しみでならない。

以下、よりたかさんの「根を張るということ」という記事から、もっとも重要と思われる部分を抜粋引用をさせていただく。
私はこれを読み、自分の行く道に、揺るがない確信を持つことができた。

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自然栽培は、種子を購入するという行為は極力行わず、自家採種を基本とします。その理由は、無肥料でも育つだけの体力を作物に持ってもらいたいからです。

「無農薬なのは分かる、でもなんで無肥料なんて酔狂な事を…」と思われるかもしれませんが、農業が自然に対して与えてきた環境負荷を、僅かでも減らせるのなら、と思うからこの栽培法を選んでいます。収量が減ろうが、出来が悪かろうが、その意志を通し続けるために、あえて不便な栽培法を選んでいるのです。

さて、地下部で根を出来るだけ伸ばした作物。それによるメリットは沢山あります。たとえ風雨が強く荒れた天気でも、たとえ雨が降らなくても、しっかりと張った根は倒伏を防ぎ、地下水を吸い上げ、地上部を守ってくれます。

人も同じです。大切なのは根っこです。目に見える部分にばかり拘っていてはいけない気がします。大事なのは目に見えない部分。つまり、心のあり方と信念です。マイノリティでも、信じた事を貫くことが出来る信念ではないでしょうか。

(※写真は、先日の講演会を主催してくれた吉瀬なつ紀先生が撮影してくれたものを拝借しました。ありがとう。)

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