【啐啄同機】
学びには、タイミングがあると思う。
与える者と求める者、それぞれにとって最適の時期に出逢えると、最高の学びができるように思う。
逆に言えば、どのような素晴らしい教えでも、時期が外れるとよい学びができない。
せっかくの教えが手枷足枷となり、成長の邪魔になることさえある。
成長のための絶妙なタイミング、これを禅語で「啐啄同機」という。
由来は、卵の孵化である。
卵の中のヒナが殻を自分のくちばしで破ろうとし、また親鳥も外からその殻を破ろうとする、そのタイミングがピタッと一致するからこそ、ヒナ鳥はこの世に生を受けて外の世界に出ることができる。
ヒナが殻を内から破ろうとする時、親鳥が殻を外から破ろうとするのが早すぎても遅すぎてもいけない、その絶妙な自然の摂理の時を「啐啄同機」と呼ぶのだ。
私自身、学び続ける者として、日頃から啐啄同機の重要性を痛感している。
この4月に、ある武術道場を見つけた。
仕事場から車で15分、専用道場を保有し、朝7時から稽古ができる。
それも、マンツーマン、もしくは少人数での稽古。
日本伝統武術の真髄が学べる、週2日の早朝稽古が楽しみでならない。
まさに、啐啄同機であると思う。
また、整体院の経営や、整体法講座の運営においても同様だと思う。
今日は新たに1名、広島県から男性が整体を学びに来られる。
お互いに、佳き学びの時間を過ごせるよう、全力を尽くしたいと思う。

