■〓苦しみは、人によって全く異なる
添付の映像は5ヶ月前(本年3月)に、麻痺手(右手)を撮影したものです。
ご覧の通り、ほぼ自由に動きます。
しかしこれでも、脳卒中発症直後(昨年6月)は完全麻痺で、手も腕も肩も、全く動きませんでした。
だから周囲の人は、よくなってる、治ってると感心します。
確かに発症直後からすると、格段によくなっていると自覚していますし、感謝しています。
しかし、感覚麻痺が酷く、手全体が痺れています。
ペンやお箸を持つことは出来ても、自在に動かすことが出来ず、文字を書く、ものを食べることは困難です。
熱い、冷たい、柔らかい、固い等の感覚も極めて鈍く、分厚い皮革の手袋を着用している感じです。
スマホの操作も左手で行っています。
結果的に、ほんの簡単なこと(食品の袋を開ける、ペットボトルのフタを回す、ゴミ袋の口をくくる等)が出来ず、日常生活を送るのは困難です。
おそらく健常者には全く理解出来ないと思います。
私は整体師として、たくさんの人の痛み、苦しみ、悩みに向き合って来ました。
しかし、本当には向き合っていなかった、何も理解してなかった。
わかったつもりでいる、愚かで傲慢な人間でした。
痛みも、苦しみも、悩みもすべてその人固有のものであり、せいぜい想像するしかない。
今はそのことを学ばせていただいているのだとつくづく思います。
現在の状態は、添付動画とほとんど変わりません。
リハビリしても変化しないという現実に挫折しながら、もがき続けています。
さて、そこから何を学ぶのか。
それを考えるのも楽しみの一つと思いながら、過ごしています。

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