【愛を学ぶ】
整体修業の究極。
それは、愛を学ぶことだと私は考えている。
愛とは「尊重と信頼」。
それが、現時点での私の定義だ。
整体修業は、身体に触れる作法を学び、実践を重ねる。
すると、いつしか、自分が向き合い、触れ、対話しているのが身体ではなく、命であることを会得する。
誰もが、たった一つのかけがえのない命。
命と向き合う。
命に触れる。
命と対話する。
この感覚が会得できた時から、整体修業は俄然、深みを増す。
そして、愛とは何かを学び始めるのだ。
しかし、大半の者は、そこへ至らず放棄する。
道を外れる。
指導する者として、最も心を痛めることである。
目下、私の最大の課題の一つだ。
愛が伝われば、命の力は蘇るのだ。
これは抽象的な精神論ではなく、具体的な物理作用である。
もちろん、綺麗事では断じてない。
愛を学ぶ方法は、他にもたくさんある。
自分に向く方法を選べば良い。
しかし、
身体という、目に見える実体を対象とする。
そこに至るまでの具体的な型と道が示されている。
その気になれば、生計が立てられる。
この3点において、整体修業は非常に優れていると私は考える。
勇気と志ある人の出現を、心待ちしている。

