合宿セミナー振り返り(3)

一燈を提げて暗夜を行く

【合宿セミナー振り返り(3)】
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10月22日(土)、23日(日)に開催した「風の時代を生きるために」合宿セミナー@水輪を、私なりに振り返ってみたいと思います。長くなるので、何回かに分けて投稿いたします。
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さて、森の音楽堂『喜輪』(白鳥哲シネマ)での映画『純愛/JUN AI』の上映は、本当に素晴らしかった。解像度の高い大スクリーンと本格的音響設備が、映画の感動を何倍にも増幅してくれていたと思う。この計らいをしてくださった、『水輪』を運営する塩澤 研一先生に改めて深く感謝をする次第である。
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鑑賞者は、私たち「風の時代を生きるために」合宿セミナー参加メンバーはもちろんのこと、塩澤 研一先生、水輪スタッフ・研修生・実習生の皆さん、そして小林 桂子監督と奥山 省吾さん。数えはしなかったが、総勢50名前後の鑑賞会であった。しかし、その場にいたのは、どうもそれだけではなかったようである。
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昭和初期、数十万人の日本人が満州開拓移民として中国へ渡っていたそうであるが、敗戦直後に日本への帰路を断たれ、中国に残留せざるを得なかった人たちがかなりの数いたと伝えられている。その多くが現地で殺害されたり、シベリアで抑留されたり、集団自決をした方々もいたそうである。しかもあろうことか、それを記録した公文書の多くが廃棄されているという。
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映画『純愛』の物語は、その史実をもとに描かれている。一方で満州へ渡ったのは、長野県民が最も多かったそうである。なので、故郷である長野へ帰れなかった無念を抱えた魂たちが、『水輪』と『純愛』が発するエネルギー、あるいはこの場にいる者たちの想いや真心に共鳴し、集まって来ていたのではないか。翌日、ある方からそのように伝えられた。
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私の場合『純愛』鑑賞は、これが5回目であるが、今回ほど魂が揺さぶられ、涙が溢れて止まらなかったのは、冒頭に述べたような秀逸な鑑賞環境のおかげが大きいと思う。それと共に、ここへ集った無念の魂たちが、私の深い部分に何かを伝えていたせいもあるのかも知れないと思うのだ。
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近代から現代にかけて、支配者や為政者たちが何をしてきたのか、そして何をしているのか。ここ数年の社会現象を冷静に眺めれば、理解できると思う。金、物、名誉、権力など我欲の亡者となった彼らは、自分たちの都合の良いように真実を隠蔽し、嘘を流布し、一般人を煽り、愚弄しているのである。結果的に多くのかけがえのない命が傷付けられ、損なわれてきたが、今なおそれが続いているのである。
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しかし、金、物、名誉、権力などの人為的産物が大きな力をもった「地の時代」は、もう終わりである。一昨年から「風の時代」に入っているのである。過去の遺物にしがみつくのは、崖っぷちに向かって突っ走る暴走列車に乗っているがごとくである。暴走列車を降りるためには、本当の自分を知ることである。そして、誰もの奥底に存在する、純粋意識としての愛でつながることが、希望ある未来へ向かう唯一の道であると思う。
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今回の合宿セミナーで、参加者の皆さんに最もお伝えしたかったのは、そのことに尽きる。たった二日間で伝えるには膨大過ぎる内容であるが、例えわずかでも伝われば、そして自分の可能性を最大に引き出すための道具として、整体を使っていただければ、こんなに嬉しいことはない。
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『水輪』と『純愛』の出会い。それは、必要必然の出来事だったのだと改めて思う。その共通点は、純粋意識としての愛を源泉として創造され、営み続けられ、世界平和を目指しながら、未来へ命をつないでいこうとしていること。私はそのように受け止めている。その接点として、僅かながらも介在することができたこともまた、私にとってこの上ない喜びである。
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<続く>

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