一昨日は、私の恩人であり、盟友でもある、“よこさん”こと横萩 泰志さんが60歳のお誕生日を迎えられました。
その記念として、還暦感謝祭が開催されました。
主催をされたよこさん、開催にご尽力をされたパートナーの山崎 恵美子さん、素晴らしい歌や演奏をご披露くださったみなさま、そしてお集まりのみなさま、たいへんありがとうございました。
さて、よこさんとの出逢いは、5年前、2010年にさかのぼります。
同年の初頭に整体の師（村松幸彦先生）が急逝したのですが、以来、導かれるように、たくさんのよいご縁をいただけるようになりました。
よこさんとの出逢いは、そのもっとも大きなもののひとつです。
ある人からアドバイスを受け、シータヒーリングを学びたいと思いました。
指導をしてくれるプラクティショナーを探していたところ、すぐ近所にいることがわかりました。
それが、よこさんでした。
さっそく訪ねて行き、お話をうかがいました。
博識で経験豊富でありながら、静かで穏やかなたたずまい、温かいお人柄に、魅了をされました。
お話をうかがうと―――
よこさんは、会社員時代に学んだコーチングの素晴らしさを広げるべく、46歳で独立し、プロコーチの道へと進まれました。
以来、経営者へのコーチング、研修、プロコーチの育成をするとともに、心理学やEQプロファイリング、キャリアカウンセリングなどを融合し、活動を全国へ広げられました。
自営新米の私は、よこさんのご経験に基づくお話から、とても多くの示唆をいただき、勇気づけられました。
しかし、よこさんは、多くの企業人と接する中で、こころの病の蔓延に直面し、コーチングで対応できないもどかしさを感じておられたそうです。
そのような折、2008年、導かれるように訪れた米国アリゾナで、先住民ネイティブアメリカンと出会い、人生観が変わったそうです。
彼らの自然への感謝や人との繋がりを大切にする人間本来の姿を見て、日本人が忘れている大切なことを伝えていく決意を固められたそうです。
その後、シャーマン伝授のクリスタルヒーリングやシータヒーリング、マインドフルネスなどを学び、「本来の自分らしさの発揮」をテーマに、新しいコーチングスタイルを創り上げ、実績と信頼を積み重ねて来られました。
そのようなよこさんから、私がどれだけ大きな影響と恩恵を受けたか、計り知ることができません。
よこさんの存在なしに、現在の私はないと断言できます。
そういう意味で、よこさんには心から感謝をいたしております。
いつも本当にありがとうございます。
そんなよこさんが、還暦を祈念に開催された感謝祭―――
よこさんとご縁のある多くの方々が、お集まりになりました。
そのうちの何名かの方々が、歌や楽器の演奏をご披露くださいました。
いずれも、素晴らしいものでした。
真心がこもった音楽がもつ癒しの力と勇気を与えるエネルギーに、元気づけられる思いがしました。
最後によこさんが歌われた「マイ・ウェイ」には、魂がこもっていたと感じました。
還暦を迎え、新たな人生の一歩を踏み出す勇気と希望に満ち溢れておられたと拝察をいたします。
とても素晴らしかったです。
感謝祭のテーマは、「いのちの理由」。
これは、さだまさしさん作詞作曲の歌ですが、まさによこさんが一貫して問い、追い続けておられるテーマだと思います。
一人ひとり、それぞれに悲しさがあり、喜びがあり、かけがえのない人生があり、そこにはいのちの理由がある。
それに気付き、しあわせに生きることを、よこさんはサポートし続けておられるのだと拝察いたします。
とてもよい歌詞なので、本稿の最後に転載させていただきます。
よこさん、恵美さん、そしてお集まりのみまさま。
本当にありがとうございました。
そして、これからも、何とぞよろしくお願いいたします。
いのちの理由
作詞・作曲 さだまさし
私が生まれてきた訳は
父と母とに出会うため
私が生まれてきた訳は
きょうだいたちに出会うため
私が生まれてきた訳は
友達みんなに出会うため
私が生まれてきた訳は
愛しいあなたに出会うため春来れば 花自ずから咲くように
秋くれば 葉は自ずから散るように
しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ
悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように私が生まれてきた訳は
何処かの誰かを傷つけて
私が生まれてきた訳は
何処かの誰かに傷ついて
私が生まれてきた訳は
何処かの誰かに救われて
私が生まれてきた訳は
何処かの誰かを救うため夜が来て 闇自ずから染みるよう
朝が来て 光自ずから照らすよう
しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ
悲しみの海の向こうから 喜びが満ちて来るように私が生まれてきた訳は
愛しいあなたに出会うため
私が生まれてきた訳は
愛しいあなたを護るため
