昨日、入手したこの本。
一気に読んだ。
やっぱりそうか・・・一言でいうと、それが感想。
鵜呑みにはしない。
しかし、あまりに符合する事実の数々に、心が反応する。
自分がここにいる意味を直感する。
頂点にいるのは誰か。
現実に何が起きているか。
根底にあるのは何か。
著者である内海氏が推測する根底にあるもの。
頂点にいる<彼ら>が目指しているもの。
それを読んだ時、背筋が寒くなった。
心底ぞっとした。
人口削減や富の集中などという、甘いものではないからだ。
真綿で首を絞められる。
茹でガエル。
私たちは、いまそんな状態だ。
だから、99%の人は気付かないのだ。
あるいは「陰謀論」「都市伝説」と呼ぶのだ。
騒ぐだけで、何も行動しないのだ。
崖っぷちに向かい、猛スピードで暴走する列車。
私たちはその乗客であり、乗務員だ。
誰も列車を止めようとしない。
降りようともしない。
車内で居眠るか、小競り合いを繰り返すばかり。
新年のシンポジウム。
そこで司会を務めた内海氏。
参加者から求められ、彼があげた今年の一文字。
それは、
「子」
であった。
そこに、彼の行動の原点があるように思う。
私たちは、仕方がない。
自分でまいた種だし、考えない、行動しない自分が悪い。
しかし、子に罪はない。
これから生まれてくるであろう、無数のいのちにも罪はない。
私たちは、自分の手でそれらを殺めている。
そのことに気付こうともしない。
気付いても、見て見ぬふりをする。
なんと愚かなことか。
私が身を置く代替療法業界、整体業界。
ここも正しく<彼ら>の思惑通りに動いている。
医療産業と構造、仕掛けは同じである。
ここで異端と成り得るか、どうか。
叩かれるか、どうか。
それがこれからの自分の実践、行動のひとつの指針となるだろう。
以下、特に心に響いた文をいくつか紹介し、本稿を終えたい。
「自分や、自分が所属するグループを素晴らしいものであるかのように唱えるグーミンしかこの世にはいない。総じてこのようなニンゲンたちを「クズ」と呼ぶのが適切だと私は思う」
「我々の体はほとんど「未知」なのだ」
「健康でない状態が人間として自然である」