本日、友人であり、マーケティング・コンサルタントとして大活躍されている阪本啓一さんが、心身楽々堂へ来てくださいました。
阪本さんとお会いするのは、実に15年ぶり。15年前の当時はまだ、お互いにサラリーマンでした。阪本さんは、私よりも8年早く、19年勤務した会社を辞め、渡米して起業されました。
なぜ、会社を辞めたのか。どうやって起業をし、今日に至るのか。なぜ渡米したのか。
今日、それを初めてご本人からおうかがいしました。その無謀ぶり、波乱万丈ぶりは、私の比ではありません。私が申し上げるのも何ですが、よくもまあ、そんな無茶なことをしたと感心するやら、呆れるやら・・・(笑)
「その時は、完全にイッてしもてるから、わからんのですわ」
それが、阪本さんのお言葉です。いま思えば必然としか言えない偶然の出来事に身を任せ、無我夢中で走り抜ける。その積み重ねで、阪本さんは夢を現実のものにされました。でも、よくわかります。
やらずにおれない。そんな衝動に突き動かされ、導かれるままに行動する。現代社会においては、希少な存在です。
常識で考えれば、アホです。でも、時代を変え、社会を変えていくことは、アホでないと出来ない。人に希望を与え、幸せに導くことも、やはりアホでないと出来ないことだと思います。
ほとんどの男は小さくまとまり、無難に過ごす選択をします。家族のため、生活のためと言い訳をしながら、損をすることを嫌がり、リスクを冒すことを避けます。堅実で利口な生き方なのでしょうし、それを否定はしません。
でも、私は嫌です。自分に嘘をつかず、誤魔化さずに生きたい。残された時間は、限られているのだから。本気で、本音で生きたい。そして、そうやって生きておられる方と、つながっていきたい。
日本をよい国にしたい。
イキイキと、幸せに生きる人を増やしたい。
阪本さんと私は、活動する分野も、歩む道も異なります。でも、根底にある想いはまったく同じと感じました。
阪本さん、久しぶりにお目にかかれて、本当に嬉しかったです。短い時間でしたが、たくさんの気付きと学びをさせていただきました。明日からの大いなる原動力とさせていただきます。
数十冊ある阪本さんの著書の中から、最新著である「『たった一人』を確実に振り向かせると、100万人に届く。」のサイン本をいただきました。宝物にいたします。ありがとうございました。