矛盾を矛盾のまま矛盾なく扱う(2)

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【矛盾を矛盾のまま矛盾なく扱う(2)】

一昨日は『心整体法・起業講座』の研修生と修了生が6名集い、手技の稽古をした。その中で、先日アップした保江邦夫先生の解説映像に基づいて、実演し、実習に取り入れてみた。なぜならここに、手技の精度を上げる大きなヒントがあると思うからだ。

上から体重をのせ、腕を下へ押し付ける力。それに反し、押さえられた腕を上へ持ち上げようとする際に、物理的な力(筋力)を使うと、ぶつかり合って動かない(上げられない)。つまり矛盾が生じ、どうにもならない状態に陥っているのである。

しかし、自分の意識をある状態にすると、物理的な力とは異なる力が働き、軽い力で上げることができる。これが、矛盾を矛盾のまま矛盾なく扱うということであり、日本の伝統武術(古武術)はこの作用を多用しているのではないかと推察している。

この作用機序を、先日の映像中で、保江先生は「空間と友達になる」と解説されていた。しかし、数年前に撮影された映像では、同じ保江先生が「相手を愛する」と解説されていた。また私は「筋膜(fascia)でつながる」と説明してきた。

“矛盾を矛盾のまま矛盾なく扱う”ことは、調和した状態を創り出すことでもあり、現代社会に生じている諸問題を解決する大きなヒントになると思う。それゆえ、植芝盛平翁は合氣道を“世界和合の道”として創始し、世界へ広めたのではないかと思う。

いずれにせよ冒頭に述べた通り、この意識状態と作用は、私たちの整体手技を施す極意の一つであることは間違いない。また逆に申せば、整体手技の稽古を重ねることにより、この意識状態を習得することができると考えている。

その習得は、マグネティックヒーリングからサイキックヒーリングへと進化、深化させる鍵であると考えている。さらに、その先にある究極であるスピリチュアルヒーリングを目指す足がかりでもあると思う。丁寧かつ着実に歩みを進めたい。

ちなみに実演の相手をしてくれたのは、東京都町田市在住の鈴木秀則先生である。彼は、体重84キロ、学生時代は柔道とレスリングに打ち込んでいた猛者であり、日本の伝統武術も嗜んでいる。現在は副業として整体に取り組んでいるが、来年には整体で一人立ちをすべく頑張っている。心から応援している。

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