「買わない」
買っても、数回しか着ない。
まったく袖を通さないものもある。
流行を追い、どんどん新しいものを買い続ける。
要らないものは、どんどん捨てる。
それが、若い女性のファッション感覚であり、行動の常識のようです。
しかし、それは若い女性に限らない。
現代の日本人の大半は、同様の消費スタイルを持つのではないでしょうか。
あるいは、その消費スタイルに便乗して生きている。
欲望を、煽り続けるマスコミ。
それに群がり、貪る企業。
彼等に踊らされ、しがみきつき続ける私たち。
そうやって、私たち人間は、資源を貪り、自然を傷付け、生態を破壊し、他の命を殺め、廃棄物を累累と積み上げます。
未来を創るのは、私たちです。
未来は、結果です。
結果には必ず原因があり、私たちは原因を生み続け、未来を創るのです。
どんな未来が待っているか。
地球や自然は、それを明確に教えてくれています。
メッセージを送り続けてくれています。
しかし、私たちは大切なメッセージに気付かない。
煽られ、踊り続ける。
飼い慣らされ、しがみつき続ける。
気付いた者は、空気を抜かれ、牙を抜かれる・・・
この写真は、両親が使っている道路地図です。
私が免許を取得した時に買ったものなので、約35年前のものです。
これを見て参考になるのか、不思議です。
でも、実用しているらしい。
父の車には、カーナビはついていませんから。
ものを大切に使う。
使えるものは、修理して、できる限り長く使う。
新しいものは、なるべく買わない。
両親にとって、それは、決して美徳などではない。
環境保護など、立派なことは言わない。
自然と調和して生きようなど、考えもしない。
ものを大切にするのは、遺伝子に刻まれた情報に基づく行動様式であり、生活習慣であり、ごく当たり前のことなのです。
両親を眺めていて、そう思います。
しかし、これは何も日本に限ったことではないと私は思います。
自然と調和して生きる、その手段としてものを大切に使うことは、人類全体の遺伝子に刻み込まれていると思います。
その遺伝子が、いま、根絶やしにされようとしています。
だから、目覚めた人、気付いた人から行動する。
たった一人でも、行動する。
それがいま、本当に必要だと痛感いたします。
「できるだけ、買わない」
そんな生き方を心がける。
それも、整体のひとつだと、私は考えております。

