【衝突しない在り方】
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本日は所用のため、最寄駅(くずは)朝6:01発の快速急行に乗車。この時間ゆえ空いてると思ったら、満員ではないものの、車内はまあまあの混雑ぶり。案の定、相変わらずマスク着用率は100%であり、マスク非着用者は私のみ。しかし、誰も私の存在など気にする様子もない。
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さて「合氣上げ」という合氣道稽古法がある。正座して膝の上に置いた手首を相手に押さえてもらう。この時、上から思い切り体重をかけながら、私の手が動かないように力を込めてもらう。この時、腕力で相手の手を上げようとするとびくとも動かない(圧倒的な筋力差や体重差があれば別であるが)。しかし、相手と調和すると、軽い力で上がる。
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私に限っての場合であるが、マスク着用率100%の中でも、ごく当たり前にマスク非着用(素顔)で過ごし、誰からも気にとめられることがないのは、もしかしたら合氣道稽古の賜物ではないかとふと思った。もしかしたら、“衝突しない在り方”が、圧迫感や存在感を薄めているのかも知れないと思ったのである。
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そう言えば、私が最も好きな合氣道家であり、開祖の高弟の一人、山口清吾師範の手を取らせてもらったことがある人が「山口師範の手はまるで何もないように、柔らかだった」「自ら投げられた、床に伏せていたようだった」と述べていた。もちろん私はまだまだその域にはないが、“衝突しない在り方”という点で、通じるものがあると思う。
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また私が伝授する整体法と合氣道は、その精神性や技術の理合いにおいて共通点が多い。そのせいもあるのか、私の整体塾門下生にはマスク非着用者が多い。整体修行を積み重ねるうちに、自然と“衝突しない在り方”が養われていくのではないかと思う。もちろん、各人の“ありのまま、自然体で生きたい”という欲求や素養が大きいとは思うが。
衝突しない在り方
一燈を提げて暗夜を行く
