今週の定休日、月曜日に枚方公園前へ出かけた。
あのあたりは、おしゃれな店が集中しているので、それをのぞくためだ。
しかし、どこも閉まっている。
月曜日は、軒並み定休日なのか?
調べてこなかった自分が悪い。
残念だが、仕方がない。
で、急に思いついた。
枚方公園前は、比較的古い町だ。
もしかしたら、昔ながらのそば屋か食堂が残っているかもしれない。
そこで、うまいカツ丼を食べたい!と…
すると、想像通り、あったのだ。
駅前の「一力食堂」。
イメージしたもの、そのままだった。
もしかしたら、昔、小さな頃に来たのかもしれない。
その記憶が覚醒したのか?
まあ、どうでもいい。
とにかく、カツ丼が食べたい。
出て来た!
見た目、味ともに、これが食べたかった!
若い女将さんに、いつから営業しているのか、尋ねてみた。
昭和初期からで、現在三代目だそうだ。
「どうすることもできなくて、そのままほそぼそやってます…」
ちょっと恥ずかしそうに、でもどこか誇らしそうにおっしゃった。
私は、すごくいい気分だった。
こういう個人店が残っていかないといけない。
強く、そう思う。
これが私たちの文化であり、守るべきものだと思う。