自由に生きるとは?

社会について

自由とは、自らに由ると書きます。
それは、どういうことでしょうか?

ネットやFacebookで、流通している「逆説の10カ条」。
よくご存じの方も多いと思います。

これは、1968年に、当時大学生であったケント・M・キースが、高校生向けの小冊子に記したものです。
以下、著書より引用いたします。

●逆説の10カ条

1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。

2.何か良いことをすれば、
隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

3.成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。

4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

5.正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。

6.最大の考えをもった最も大きな男女は、
最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。
それでもなお、大きな考えをもちなさい。

7.人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。

8.何年もかけて築いたものが、一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。

9.人が本当に助けを必要としていても、
実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。

10.世界のために最善を尽くしても、
その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。

何のために、これを座右とするのか。
それは、一言でいえば、自由と幸せのためです。
以下、本文より引用いたします。

逆性の十カ条は病的でもなければ、悲観的でもありません。正しいこと、良いこと、真実であることを実行すれば、多くの場合その貢献に対して感謝されるでしょう。しかし、世の中の拍手喝采がなくとも人間としての意味を見出すことができるならば、あなたは自由な人です。他の人が感謝の気持ちをもとうがもつまいが、自分にとって意味があることを実行する自由が、あなたにあるからです。本当の自分でいる自由があなたにはあります。本来あるべき自分になる自由が、あなたにはあります。他の人たちが見逃している意味を発見する自由があなたにはあります。その意味を発見したとき、これまで体験したどんな幸せよりも深い幸せが見つかるでしょう。

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