次男の誕生日に思うこと

ご縁のあった人たち

本日、10月7日は次男の誕生日です。
二十歳になります。

今は事情があり、彼とは離れて暮らしています。
顔を見るのは、1ヶ月に1回あるか、ないか。
家庭に父親がいないことを彼がどう思っているか、それはわかりません。

ただ、彼が子どもの頃は、私はいわゆるマイホームパパでした。
当時はサラリーマンで、週休二日でしたし、ゴールデンウィークや夏には、大型の連休がありました。
休日は、努めて息子たちと過ごすようにしていました。

さらにさかのぼれば、彼らが幼い頃は、極力、一緒に風呂へ入りました。
求められれば、絵本を読みながら、一緒に寝ました。
レゴという玩具を使って、一緒に夢中になって、いろんなものを作りました。

彼らが小学生くらいまでの間は、通勤前に抱きしめるのが習慣でした。
幼稚園の頃は、喜んで飛びついて来たものですが、高学年になるにつれ、面倒がるようになりました。
当たり前ですが、いつの間にか、その習慣もなくなりました。

いずれも、義務感ではありません。
私がそうしたいから、していたに過ぎません。
平日の日中は、仕事で不在です。
だから家にいる時は、できる限り彼らと過ごし、彼らに触れたいと思っていました。
それが、自分の癒しでもありました。

冒頭に述べた通り、今は顔を見ることさえ、ままなりません。
しかし、心の中では、いつも彼らを抱きしめています。
その気持ちは届かないかもしれないし、彼らは嫌がるかもしれません。
でも、ずっと、心の中で抱きしめ続けると思います。

二十歳の誕生日、おめでとう。
縁あって、親子になれたこと、心から感謝しています。
不甲斐無い父親で、申し訳ない。
貴君が自分らしく、幸せに生きてくれることを心から願っています。
おめでとう、そしてありがとう。

この写真は、8年前の春、次男と二人でキャンプへ行った時のものです。
あの時は、二人用の小さなテントの中で寝ましたが、今はとても無理だろうな…

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