【原点へ】
10年前。
私は大きく人生を変えた。
サラリーマンから、起業家へ。
依存し、束縛される生活から、自立し、自由を求める生活へ。
受動的人間から、主体的人間へ。
与えられる立場から、与える立場へ。
流される生き方から、流れを作り出す生き方へ。
変化の原動力。
それは、合氣道だった。
合氣道稽古による心身錬磨と統合。
それが、道を開いてくれた。
あれから10年。
合氣は、再び重要な意味を持つようになった。
競わず、争わず、自然と調和し、分かち合い、支え合って生きる、日本人本来の国民性。
合氣は、その必然の発露だ。
ルーツは、カタカムナと呼ばれる日本の上古代文明にあるらしい。
整体の実践と思想に欠かさざるものだ。
明治以降、西洋文明に狂わされた日本人を立ち直らせる強力なツールともなり得よう。
壁は、限りなく高い。
道は、果てしなく遠い。
しかし、だからこそ挑むのだ。
これからの10年が、楽しみでならない。
引き続き、共に歩む同志を募る。
さて、8日。
東京都荒川区で「合氣道的心身の処し方」講座を開講した。
原点に帰る。
私にとって、そんな意味を持つ講座だ。
直前の告知にも関わらず、門下生である吉瀬 なつ紀先生のおかげで10名を超える方が集まってくださった。
私にとって、原点に帰り、新たな10年を歩むよきスタートとなった。
ご参加のみなさん、なつ紀先生、本当にありがとうございました。