2019年のお正月

私について

楽しいお正月をお過ごしのこととお喜び申し上げます。
本年も、何とぞよろしくお願い申し上げます。

私は、生まれて初めて、母がいない正月を迎えました。
元旦は、父が入居している施設を訪ね、一緒に昼食をとりました。

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昨年は、5月に母が亡くなり、父の認知症状が深刻化。
そのために、例年以上に「老い」と「死」に向き合う年でした。

誰もが例外なく老い、いつか死を迎えます。
老いと死は、誰にとっても避けて通れぬ道であり、課題でもあります。

いかに老いるか、いかに死ぬか。
その問いは、「いかに生きるか」という問いに直結します。

整体とは、いかに生きるかを問い続けることでもあると私は考えています。
少し言葉を換えれば、心と身体にいかに向き合い続けるか。
なぜなら、この世に存在するために、心と身体は絶対に欠かせないものだからです。

起業10周年を迎えた昨年、老いと死に真摯に向き合わざるを得なかったのは、私にとって、非常に大きな学びであったと思います。
そのおかげで、激動の時代を迎える万全の準備ができたと感じています。

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いかに生きるか。
キーワードとして、私は「自然、自立、自由」を提案し続けています。
そして、昨年を経て、その想いをいっそう強くいたしました。

すべては、自分の中にある。
その真実を、体験を通して気付き、学び続けること。
それが、整体という営みに他なりません。

一般受けはしにくい考えと実践だとは思います。
早期に答えや結果を求めるのが、人の常だからです。

しかし、偏屈と蔑まれようが、愚鈍と罵られようが、自分が信じる道を、一所懸命に歩み続けること。
それが、私の生き方です。

数は少なくとも、真の意味で、想いを分かち合える人たちと出逢うこと。
その人たちと、学び合い、支え合い、磨き合い、高め合うこと。
そのために、全身全霊を傾けて、今を生き続けたいと思っています。

何とぞ本年も、よろしくお願い申し上げます。

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掌ひとつの革命
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