昨日から、シンガポールに滞在しています。といっても、4日までのショートステイですが。考えてみたら、アジア圏の外国へ旅行したのは、初めての経験です。
私は、基本的に出不精です。キャンプ以外の旅行は、面倒なので苦手です(人に言わせると、キャンプの方がはるかに面倒だそうですが…)。特に外国は、言語や生活習慣の違いに気を使うのが億劫なので、できれば避けたい。でも訪れてみると、来て本当によかったと思い、また行きたくなります。
それにしても、シンガポールは、行ってみようと思ったことすらありません。今回は、パートナーである森 亜紀子が、心から敬愛している先生のセッションをどうしても受けたい(先生のサロンがシンガポールにある)と言い出し、その情熱に負けて、付き添うこととなりました。一昨日の深夜に大阪を発ち、昨日の早朝に到着しました。
シンガポールは大きなビルがたくさん建つ都会ですが、東京のような冷たさや大阪のような乱雑さを感じません。熱帯の開放的な空気を感じ、巨大な街路樹がたくさん植栽されており、自然を感じるからでしょうか。早朝には、日本では聞くことのできない激しいめの野鳥の鳴き声が、南国気分を盛り上げてくれます。
ショッピングセンターのフードコートにあるようなお店でも、料理がとても美味しいです。日本にある同様の店は、センターキッチンで調理したものを、現場では温めて盛り付けるだけの場合がほとんど。シンガポールはそうではなく、店員さんが、現場で一所懸命に調理してくれます。頼みもしないのに、こうやったら美味しく食べれると後からスパイス類を持って来てくれたり、色々アドバイスをくれたり…昨日は、ベトナム、シンガポール、マレーシアの家庭料理もしくは名物と言われるものをいただきました。
そういえば、昨日、充電用のUSBケーブルを日本に忘れて来たことに気付き、ホテルすぐそばの小さな電気店で購入したのですが、店のおじさんと会話がはずみ、「持っていきなよ」と、スマホ用の小さな三脚とカメラ用ブロワーをプレゼントしてくれました。みんな楽しんで仕事をしているなーと、そんな印象を受けました。そして、シンガポールが大好きになりました(単純なんです、私)。
とても広くて、落ち着ける部屋をリザーブしてくれました。今後、自分はどのような仕事をするのか。どのように進めていくのか。どのような人生を送るのか。それをじっくりと考える、絶好の機会になっています。この機会を作ってくれた森亜紀子に、心から感謝する次第です。