9/7、表記のお話会を開催しました。暑い中、8名の方が足をお運びくださいました。中には、北海道や愛知県などの遠方から参加された方もいらっしゃいました。皆さんの熱心さには、頭が下がるばかりです。たいへんありがとうございました。
初参加の方ばかりでしたので、今までに聞いたことのないお話や、びっくりするようなお話ばかりだったと思います。私も6年前、保坂さんに出会い、同様の話を聞いて、大きな感銘を受けたことを昨日のことのように思い出しました。そして、気がついたら身の回りには、保坂さんがお勧めくださったものが、びっくりするほど増えました(笑)。
本物には、職人さんの魂が込められています。魂とは、霊性(愛と調和を求める力)に基づいた、個々人の良心、信念、倫理観です。それはエネルギーであり、あらゆるものに転写され、伝播していくものです。生命力の源のひとつであり、また、日本人が本来備える高い霊性を覚醒させる、とても重要なものでもあると考えています。
保坂さんの活動が尊いのは、自らの魂を込め、繋ぎ手、傳え手として、他の誰もやらないことを、継続実践されていることです。古き良き伝統や優れた職人技を守ることは、日本という国が、希望ある未来へと命をつないでいくために、欠かすことのできない、とても大切な活動であると確信しております。
魂を込めて仕事をする。それが、本来、人としての在り方だと思いますが、現代社会は、そこから大きく外れています。お金のために仕事をする、生活のために仕事をする人が大半であり、まるで機械のように働き、魂の存在すら自覚できない人がほとんどです。これでは、人や社会がおかしくなるのは当然のことです。
今回のお話会や、お買い求めいただいた品物の数々が、皆さんのより良い生き方の道標の一つとなれば、そして、皆さんの魂の覚醒につながれば、主催者としてこんなに嬉しいことはありません。このお話会、私も大いに学び、楽しませていただきました。保坂さん、ご参加の皆さん、ありがとうございました。