「群れない、慣れない、頼らない」———— 画家である堀 文子先生の生き方のモットーだそうです。『ひとりで生きる』という本からの抜粋です。「人に屈服しないためには、闘わなくてはなりませんが、私は闘うのが嫌いです。そうなると脱走するしかない。こんな子どもじみた解決をする自分を恥じながら、私はその後も『闘わず屈服せず』という姿勢で、生きてきてしまいました」と同書の中で文子先生は述べておられます。61歳の若造に何がわかるかと叱られそうですが、私も似たような心境です。
数は多くないけど、大好きな友だちや大切な仲間はいるし、彼らの存在が生きる糧や支えになっているのも事実ですが、できるだけ「群れない、慣れない、頼らない」で生きていきたいと思います。そして写真のような頑固ジジイとして嫌われながら年齢を重ね、静かに生涯を終え、旅立ちたいと思っています(髭が生えないのが大きな悩み……涙)。それにしてもこの写真(faceappという画像ソフトで加工したもの)、2年前に亡くなった親父に似てるなあ。ちなみに本日は、母の命日(4年前に亡くなりました)です。