本日10月26日は、よきパートナーであり、心身楽々堂スタッフでもある森 亜紀子の誕生日である。
本年は、彼女の人生における節目となる、特別な誕生日ではないかと思う。
誕生日を迎えるにあたり、一昨日10月24日、私が主宰する整体法講座門下生有志たちが、お祝いのために集い、ささやかながら誕生日パーティを開催してくれた。
おかげさまで、一生の思い出となる素晴らしい時間を過ごすことができた。
心から感謝する次第であり、忘れないようブログ記事として残しておきたいと思う。
さて、私が森 亜紀子と出逢ってから、間もなく5年が経過する。
2011年1月、彼女はさまざまな不調を抱え、藁にもすがる気持ちで、心身楽々堂を訪ねて来た。
後で聞くと、その約半年前に心身楽々堂を知り、気に留めていたとのことである。
年が明け、このまま我慢していては自分がダメになると感じ、意を決して予約をしたそうだ。
彼女は、私の整体に対する考え方と実践に共感し、定期的に通院を開始した。
痛みをまったく伴わず、やさしく心地のよい施術法で、自分自身のさまざまなつらい症状が、3ヶ月もしないうちにごく自然に解消していくことを実体験した。
それを通じ、自分が求めるものがここにあると直感、私のもとで整体を学ぶ決意をした。
以来、5年弱、考えてみれば、私の整体師人生の約75%は彼女と一緒に過ごしたことになる。
この5年間、本当にたくさんのことがあり、お互い、いろんな意味で、人生激動の時期であったと思う。
楽しいこと、嬉しいこともたくさんあったが、そうでないこともあった。
むしろ、苦しいこと、辛いこと、悲しいこと、悔しいことの方が多かったかも知れない。
誤解を受け、陰口を叩かれ、誹謗中傷されることも少なくなかった。
何をやってもうまくいかず、もうダメだと思ったことが、何度もあった。
それでも何とかやってこられたのは、彼女がいてくれたおかげだ。
常に私を信頼し、励まし、支え、時にはぶつかり合いながら、軌道修正をしてくれた。
よいこともそうでないことも、すべてを糧として分かち合ってきたからこそ、さまざまなことを乗り越えて来ることができたと思う。
そのおかげで、少しずつではあるが、私は人として、整体師として、成長させていただけた。
彼女には、本当に心から感謝をしている。
一緒にやってきて、5年。
整体院も、整体法講座も、ようやく地盤固めができたように感じる。
さあ、いよいよこれからだ!
この5年間、一緒にやってきてつくづく思うこと。
それは、
「答えは自分の中にある」
ということだ。
そして、それを見つけるお手伝いをすること。
それが、私たち整体師やセラピストの本来の役割ではないかと思う。
心身の痛み、不快な症状、病気と呼ばれるもの。
それらはすべて、生命の営みや生き方の不調和を知らせる警告である。
言い換えれば、答えを見つけるきっかけでもある。
整体師やセラピストがすべきことは、答えを与えることではない。
自分でそれを見つけられるよう、寄り添い、支えることだと私は考えている。
ただ痛みをとって欲しい、症状を治して欲しい。
それだけを求めるなら、医療機関や代替療法を頼ればよいだろう。
私たちが提唱する「心整体法」においては、痛みや症状の治癒は、あくまでもひとつの過程、もしくは結果に過ぎないと考えている。
何よりも大切なのは、誰でも自分で問題を解決し、自分の中にある答えを見つけることができることを“知る”ことである。
そして、そういう姿勢や生き方を身につけることである。
私たちにできることは、人に寄り添い、そのきっかけを与えること、支えることに過ぎない。
なぜなら、自分で自分の生き方を見つけた者は、力強く人生を歩み、輝き始めるからだ。
そのような人間が一人でも増えることが、真に豊かな社会の基盤となっていくと私たちは考える。
森 亜紀子も、ようやく自分の道を見つけ、歩み始めたと、最近の彼女を見ていて思う。
だから、このところ、成長が目覚ましい。
そのひとつの象徴として、昨日と一昨日、「整腸セラピー技術講座」を開講した。
彼女がこれまで学んできた知識や技術を総動員して、整体法講座の選択講座として、有意の門下生たちに対し、とても大切なことを伝えてもらった。
まだ荒削りではあるが、とても素晴らしい講座であったと思う。
受講してくれた門下生たちには、ぜひ学んだことを現場で活用し、多くの人を導いて欲しいと願う。
そして、森 亜紀子には、さらに自分を磨き上げて欲しいと願う。
さて、冒頭に述べた誕生日パーティは、近くのカフェレストラン「きたら」さんで開催した。
シェフの井口さんとご家族たちが、温かく迎えてくださり、真心のこもった特別なお料理をご用意くださった。
おかげさまで、心安らぐ、この上なく楽しい時間を過ごすことができた。
本当にありがとうございました。
また、門下生たちが、花束を用意してくれた。
これ以上望めないほど素敵な花束をアレンジし、届けてくださった、これまた近くのお店「パッサージュ・ハナ」の久保田さん、本当にありがとうございました。
さらに、有志の門下生たちが、心のこもったプレゼントを贈ってくれた。
森 亜紀子に対し、手紙をしたためてくれたのである。
コーディネートしてくれたのは、吉瀬なつ紀先生である。
一生の宝物となる、素晴らしい贈り物となった。
手紙を書いてくれた門下生のみなさん、なつ紀先生、本当に、ありがとう。
さらに、さらに、とても嬉しいことに、彼女の大好きな友人たちが、忙しい中、駆けつけてくれた。
心からのお祝いの言葉と贈り物を持って・・・
山崎恵美子さん、新川智子さん、廣瀬 仁さん。
とてもお忙しい中、本当にありがとうございました。
本ブログ記事の最後に…
亜紀ちゃん。
お誕生日、本当におめでとう。
これまで、本当にありがとう。
これからも、まだまだたいへんなこと、難しいことがたくさんあると思います。
本当のことに近付けは近付くほど、摩擦や抵抗が増えるからです。
でも、何があっても大丈夫。
私たちが見つけ、歩み出した道は、間違いなく光へと向かう道です。
互いに信頼と尊重があれば、必ず乗り越えていける。
いや、乗り越えていきましょう。
そして、たとえ一人になっても、この素晴らしい道を人に伝え続けてください。
その礎は、もう出来ていると確信しています。
土壌は肥え、根はしっかり張れています。
いずれにせよ、これからも、何とぞよろしくお願いします。