【整体の実践/捻挫の見立てと施術】
昨日、森 亜紀子 が左足首を捻挫いたしました。経緯や状況などは、彼女のタイムラインをご覧いただければと思います。
これに関し、ご心配をいただき、コメントやメッセージをくださった皆さま、ありがとうございました。遠隔ヒーリングをしてくださった方もいらしたようで、お陰さまで予想外の速さで回復に向かっているようです。ご厚情に、心より感謝申し上げます。
せっかくの機会ですので、捻挫について、整体師としてどう見立て、どう対処するのか。それを述べてみたいと思います。ひとつの参考としてご覧いただければ幸いです。
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多くの場合、足首に起こるのは内反捻挫です(コメント欄に図を添付します)。強い痛みを伴う場合は、骨折の可能性もありますので、その場合は医療機関に相談されることを強くお勧めいたします。
昨日は、受傷後60分間程度様子を見て、骨折はしていないようでしたし、彼女自身も骨折ではないと自己判断したため、医療機関へ行く選択はしませんでした(身内なのでそのようにしましたが、お客様の場合は医療機関の受診を勧めます)。
捻挫に伴う痛みは、主として二種類あると考えています。ひとつは、軟部組織(靭帯や筋膜)が損傷したため生じる痛み。もうひとつは、骨が変位をしたために生じる痛みです。
このうち、前者の痛みは時間の経過を待つ以外にありません。人体は、損傷を受けた部位に大量の血液やリンパ液を送り、修復しようとします。疼くような痛みが伴うのは、そのためです。
その際、湿布薬などの消炎鎮痛剤を使用すると、痛みが軽減することがあります。薬剤の作用機序として、血液やリンパ液の流通を抑制する働きがあるからです。
耐えられない痛みの場合は、利用もやむを得ないと思いますが、結果的には治癒を遅らせることになるので、薬剤は一時利用に止めるべきと私は考えています(しかし、多くの整形外科では、強い作用のある消炎鎮痛剤を常用させることを推奨するようです)。
整体がお役に立てるのは、後者の痛み、つまり骨の変位についてです。
内反捻挫の場合、腓骨(脛にある外側の細い骨)が下方変位を起こすことが多いようです。また、距骨(脛を支える骨)や踵骨(かかとの骨)、足根骨(舟状骨、立方骨、楔状骨)の変位が見られることもあります。
私たちの自律神経整体には、応用操法として、これらの変位を修正する手技があり、時として施術後に大きな改善が確認できることもあります。
昨日は、受傷して60分後くらいに、上記の変位修正の操法を施すことを試みました。しかし、結果的には歩行時の痛みがわずかに改善した程度で、大きな変化は確認できませんでした(コメント欄の写真参照)。
おそらくは、受傷時に受けた衝撃により、身体全体に大きな緊張が生じ、その解消がされないままに、部分における施術に終始したためと思われます。
強い痛みがある場合、人間はそれを回避する姿勢や動作をとります。その結果、身体にはさらに緊張や歪みが生じます。昨日、森が夕刻から夜にかけて頸部の詰まりや強い頭痛を訴えていたのは、そのためと考えられます。
彼女の要望もあったため、就寝前に、可能な範囲で(足首に負荷をかけない程度に)全身をゆるめる手技を施すことにしました。案の定、骨盤が驚くくらいに歪んで(捩れて)いました。この状態では、部分にいくら手技を施しても、変化が生じにくいのは当たり前です。
添付記事の通り、彼女の判断でレメディやエネルギー源の摂取等、様々なことを試みた結果、本日は予想外の改善が見られたようです。もしかしたら、整体の施術も少しは役に立ったかも知れません。
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最後に…
ぜひ知っておいていただきたいのは、ここで申し上げる変位は、整形外科等の画像検査(レントゲン、CT、MRIなど)では、器質的異常とは認められないということです。動作転位(動作に伴う変位)という、捉えにくい現象が生じることもあります。
医療的には問題や異常がないのに、辛い痛みや不快症状が慢性的に生じている場合は、骨格の変位を疑った方が良いかも知れません。病院やクリニックや通っても、改善が見られない場合は、お近くの整体の先生に相談されることをお勧めいたします。
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