おはようございます。
「気でよみがえる人間力」
私が心から尊敬する武道家である、宇城憲治先生の最新著書です。
本当に大切なことが、たくさん書かれています。
武道をやられる方はもちろん、ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。
「気」は、目には見えませんが、確かに実在するエネルギーです。
日本には、「気」のつく言葉がたくさんあります。
そのこと自体、古来よりその実在が認められ、生活の中にとけこんでいたことを物語っています。
現代人の多くは、物質やお金などを豊かさの基準とし、目に見えることだけしか信じることができません。
損得勘定で行動し、自分だけの利益、目先の利益を追求します。
知識偏重で、頭だけで考える習慣が身についており、素直に感じる力が極端に弱まっています。
いろんな問題の根源が、ここにあると思います。
必要なのは、一人一人の行動です。
私たち一人一人が、いま、どう感じ、どう考え、どう判断し、どう実践し、どう行動するか。
それは、自然の一部である自分を、いかに取り戻すかということでもあると思います。
武道稽古は、それを助けてくれる、有効な手段です。
以下、同著より引用させていただきます。
「本来日本における武道というものは、国の歴史の根幹をなす文化であります。だからこそ、その時代に生きた人間力のエネルギーをそこに見い出し、その本質を不易流行として活用していくことにはたいへん大きな意味があります。
大事なことは「気」というエネルギーが単に武術の技への応用という世界に限られるのではなく、今、最も必要とされる、人間の潜在能力の発掘への原動力となり、一人ひとりの人間の活力につながっていくという点であります。これが本書の一番大切なテーマです」

