【日常に潜む危機】平然と「多剤大量処方」を行う医師たち

仕事について思うこと

先日、あるお客さま(30代女性、主婦)から、約半年ぶりに連絡があった。ちょっと調子が悪いので、みて欲しいとのこと。

入店して来られた時、食パン一斤が入る程度のレジ袋をお持ちになっていた。中身は、先ほど受診した耳鼻科で処方された、大量の薬だった。

お話を聴くと、数週間前から軽いめまいがあったそうだ。なかなか止まないので心配になり、私の整体院の近所にある耳鼻科を受診したそうだ。

メニエルかも知れないとの診断で、二週間分の薬を出された。その内訳は、以下の通りだ。
 

  • アデホスコーワ顆粒(抗めまい薬)
  • セファドール錠 2.5mg(抗めまい薬)
  • トロキシン錠 100mg(胃薬)
  • メイラックス錠 1mg(精神安定薬)
  • イソバイドシロップ 70%(利尿剤)
  • プレドニン錠 5mg(抗炎症薬=ステロイド)

 
決してひどいめまいではない。軽いめまいだ。しかも「かも知れない」という曖昧な根拠で、これだけ大量の薬を処方する。この医師は、いったい何を考えているのか。

以前にも紹介したが、米国の医師の心得集「ドクターズルール425」には、次のように記載されている。
 

<173>4種類以上の薬を飲んでいる患者についての比較対照試験はこれまでに行われたことはなく、3種類の薬を飲んでいる患者についての試験もほんのわずかしか行われていない。4種類以上の薬を飲んでいる患者は医学に知識を超えた領域にいるのである。

There are no controll studies of patients taking more than four drugs and very few of patient taking three.Any patient on more than four drugs is beyond medical science.

 

つまり、この耳鼻科の医師も、自分では対処できないであろう結末を招く可能性をもった処方を日常的に行っているということだ。しかも、この医師、この地でかなり古くから開業している。毎日、大勢の人が、この耳鼻科を受診し、同様の処方を受けていると考えられる。

この医師の指示通り、これを朝昼晩、二週間服用したら一体どうなるか。少なくとも、私はやりたくない。怖いからだ。彼女も、いくらなんでもこれはおかしいと思い、薬局を出た直後に、私に相談をしてきたのだ。

大量の薬を飲んだからといって、即座に体調を崩すことはないかも知れない。しかし、ドクターズルールに記載されている通り、何が起こるかわからないのも事実であろう。何か起こってからでは、遅いのである。また、最も怖いのは、じわじわと健康が蝕まれていくことである。

医師の大半は、良心も倫理観も喪失している。あるいは、自分の頭で考えることを、完全に放棄してしまっている。しかも、そのことを自覚することもないし、正しいことをしていると固く信じている。だから、このような多剤大量処方を平然と行う。

健康を損ないたくないなら、医師の盲信は、金輪際やめることである。自分や家族の身は、自分で守る以外にないのだ。

それにしても、日本人の医療信奉は本当に根強い。医師の指示を鵜呑みにする人が大半だし、たとえ処方に疑問を持っても、「言うこと聞かないと、どうなるか責任持てませんよ」と告げられ、結局は言いなりになる人が大半だ。どうすれば、この洗脳が解けるのか、日々頭を悩ませている。

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