人は、自分が「知らない」ということを素直に知ったときにはじめて、「伸びている」「成長した」と言えるのです。
知らないのに、知っていると思い込んでいる無知は最大の“居つき”です。まずは、そこから脱却することです。なぜなら脳の“居つき”は身体の“居つき”に結びついているからです。意外と多くの人がこのことに気づいていません。答えを求めるのではなく、深さを求める方向へ向かわなくてはいけません。自分が学ぶ世界の深さに気づくには、素直になり、謙虚になる。たったそれだけのことです。
※「現状を打破する 宇城憲治語録」より引用いたしました
「答えを求めず、深さを求める」
整体法指導の際に、最も伝えたいことのひとつです。
多くの人は、答えを欲しがります。
「こんな症状には、どんな手技がありますか？」「集客のためには何をすればいいですか？」と・・・
残念ながら、答えなどないのです。
私が示せるのは、型であったり、例に過ぎません。
まずは真似てみる、実践してみる。
やれば、必ず結果が出て、何かに気づく。
その中から自分なりの学びを得て、成長していく。
それ以外に、道はないと思います。
大切なのは、実践であり、気づきです。
その基盤となるのが、謙虚さであり、素直さです。
「学び方を学んで欲しい」
門下生たちには、しつこくそう伝えています。
気づく者は、すぐに気づきます。
しかし、気づかない者は、いつまでたっても気づかない。
人を導くのは、本当に難しいものです。
しかし、難しいからこそ、やっている。
整体法講座を通じて、私も多くを学ばせていただいております。
ありがとうございます。
