人間には、男女という性差がある。
これは、神が創造したものであり、そこには厳然たる意味や意図があるはずだ。
神の真意は、私たちには計り知れない。
ただ、感じるしかない。
私が思うに、人類は、長く男性主導の社会を続けてきた。
拡大と発展を大前提とし、競い、争いながら、規模と効率を追求する経済中心の社会を築き上げた。
そのおかげで、私たちの生活は、とても豊かで快適になった。
しかし、その一方で、自然が壊滅的に汚され、搾取され続けてきたのも事実である。
おそらく、この社会の延長に、未来はないだろう。
現代社会は、その歪み、綻びがあちこちに露呈し、隠しきれなくなっている。
命を生み、育て、繋ぐという当たり前のことさえ、風前の灯火の如く危ういものになっているのが見える。
にも関わらず、大半の大人は無知、無関心だ。
このような時代に、何が最も必要か。
それは、
男が、男らしくあること。
女が、女らしくあること。
社会のおかしさに気付いた人が真剣に考え、行動し、男らしさ、女らしさを取り戻すことが最も必要だと私は考えている。
私は、社会は女性中心に運営されるべきだと思う。
生物として最も重要な、命を生み、育て、繋ぐという営みの大半は、女性が担うからだ。
男性は、あるゆる脅威から女性と子どもを守り、彼女らが安心して暮らせる社会を作る役割を担う。
特に今後は、調和と共生を最優先にすることが重要と考える。
私は、整体をツールとして、男らしい生き方、女らしい生き方を追究し、提案したいと考えている。
男には、男らしい整体師のあり方がある。
女には、女らしい整体師のあり方がある。
男女が共生し、調和する、日本唯一の「生き方を学ぶ整体塾」。
そんな塾のあり方が、具現化してきた。
規模と効率を求めることは、とっくにやめた。
真に心ある人たちと、生涯にわたり真剣かつ楽しく学び、お互いの成長を支え合い、喜び合える塾として運営をしている。
そのような中、一昨日のイベントでは、女性門下生たちが美しく輝く姿を見れて、この上なく嬉しかった。
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追記。
本整体塾には「オトメ会」なる女性門下生と門下生の奥様・パートナーから構成されるコミュニティがあります。
もちろん、男子禁制です。
しかし、それに対する「オトコ会」はありません。
私自身が人付き合いが苦手で、“群れる”ことが大嫌いだからでもありますが、男は孤独の中で、自分や見えない存在と対話をし、未来を創造する生き物だと考えるからです。