『仕事は最高の自己表現手段である』
これ、神田昌典さんの言葉です。心から共感します。
ちなみに、神田さんは、日本トップクラスの経営コンサルタントであり、世界的なマーケッターです。昨年、私は神田さんのマーケティング塾で学ばせていただいたのですが、ハッとさせられ、深くうなずかされることばかりでした。
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さて、誰かがFacebookで次のような投稿をされていました。その方は、医療関係の職場で、健康診断のお仕事をされているようでした。
「本当は健康診断なんて要らないし、受けない方がいいんだけど、お仕事なので楽しんで頑張りまーす」
こんな方、多いのではないでしょうか。
生活のため…
お金を得るため…
家族のため…
人のためにならないこと、不必要なこと、本当はやりたくないことでも、仕事だからやる。現代を生きる日本人の大半は、そのような働き方、生き方をしているのではないでしょうか。
何を隠そう、私もそうでした。そうやって約50年足らず、自分をごまかし、偽り、言い訳をしながら、生きてきました。だから、ついには心身を病んだのだと思います。
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日本の社会は、嘘と理不尽さにまみれている。それが、少しずつ明るみに出て、SNSのおかげで、それに気付く人も急増しているように感じます。しかし、社会は一向に変化する様子がありません。
なぜか。それは、大半の人の働き方、生き方が変わらないからです。自己表現と仕事を別にしているからです。
多くの人は、給料をもらうことによって、嘘と理不尽さに満ちた今の社会を支え続けているのです。虚構を維持することに、寄与しているのです。だから、いくら声をあげようが、記事をシェアしようが、署名しようが、街頭デモをしようが、社会が変わらないのです。
知ることは、大切です。知らせることも、大切です。でも、一番大切なのは、行動することです。それなしには、何も起こりません。
行動とは、誰かを批判することではありません。署名することでも、デモに参加することでもありません。本当に必要な行動は、自分を変えることです。自分の働き方を変え、生き方を変えることです。
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地球や自然に対する、傲慢と冒涜を反省するために。
人間だけでなく、全ての命を尊重する世界を取り戻すために。
誰もが安心して、自分らしくあれる社会を実現するために。
等身大で、本気で、本音で。
最高を目指し、最善を尽くし、限界を超える。
共感で、つながりをつむぐ。
私が、整体という仕事を通じて、実践していることです。それが、最高の自己表現手段だと思っています。