先日、久しぶりに長男と晩飯を食べた。
会うのは、4ヶ月ぶりだった。
彼が生まれた瞬間から、深く関わってきた。
でも、それを子育てと呼ぶのは、仰々し過ぎる。
彼が大好きだったから、できるだけ一緒にいたかったから。
ただそれだけだった。
彼と過ごす経験を通じて、多くのことを感じ、考え、学ばせてもらった。
つまり、私が育ててもらったのだ。
出生の瞬間、感動のあまり号泣したこと。
夜泣きする乳児の彼を抱いて、壁にもたれて眠ったこと。
毎晩のように一緒に風呂に入ったこと。
夢中になってレゴで遊んだこと。
同じ絵本を何度も何度も読み聞かせたこと。
出勤する前に、必ず抱きしめたこと…
積み重ねてきたすべての経験と感覚が、今この瞬間にあり、それが私を支えてくれている。
それを改めて感じたひと時だった。
ありがとう。
本当に、ありがとう。