究極の癒しを目指して 〜 8/1開業記念日に

仕事について思うこと
Aikido master brings an opponent down

20年近く前になりますが、当時、私が合氣道を学んでいた先生が「目指しているのは、究極の癒しです」とおっしゃいました。その時は、先生が何をお伝えになりたいのか、さっぱりわかりませんでした。しかし、稽古を重ねるにつれて、だんだんとその意味がわかってきました。
 
結局のところ、自分を癒すことができるのは、自分でしかない。合氣道修行は、そのための助けとなる。そのようなことを先生はおっしゃりたかったのだと思います。
 
江戸時代に書かれた「葉隠」という修養書があります。その中に、「武士道と云うは、死ぬ事と見付たり」という有名な一節があります。これにはさまざまな解釈がありますが、私は“生と死は表裏一体であることを悟り、覚悟を決めて、今という瞬間に己のすべてを没頭することが武士としての生き方である”という解釈をしています。
 
「今という瞬間に自己のすべてを没頭できること」、これこそが心の平安の境地であり、究極の癒しではないかと私は考えるのです。そしてこれは、合氣道開祖である植芝盛平先生がおっしゃった、「真の武道とは、宇宙そのものと一つになることだ」という境地と同一ではないかと思うのです。そして、それはまさに整体が目指す境地とも重なるのです。
 
さて、本日8月1日は、心身楽々堂の開業記念日です。11年前、2008年のこの日に、くずはモールのすぐ近くにあるマンションの一室で、プロ整体師としての第一歩を踏み出しました。
 
実は、前月の7月に同じ場所でプレ開業をして、100名以上の方に来ていただき、施術をさせていただきました。その中には家族や友人も含まれていますが、広告も宣伝もせず、口コミやSNSだけで100名を超える人数を集められたこと。それで誤解と過信をしてしまい、ロクな開業準備をしていませんでした。
 
本開業した途端、客足はパッタリと止みました。誰も来ない、収入ゼロ。そんな日々が続きました。慌てて店舗物件を探し、開業資金の調達に奔走し、その後、11月23日に現在の場所で新規開店をするのですが、状況が大きく変わることはありませんでした。
 
私の起業は、失敗、挫折、絶望の連続でした。もうダメだ、一歩も前へ進めない。何度、そんな気持ちに陥ったか、わかりません。お恥ずかしながら、その状況は今もあまり変わっていません。少し這い上がったかと思うと、また谷底へ落とされ、登るべき山はどんどん高くなっていきます。
 
そんな自分でも、なんとか生きていられるのは、多くの人の支えや助けがあるからこそです。その背後には、大いなる力の存在があり、生かしておく必要があるとお示しになっているのだと思います。私には大きなこと、立派なことはできませんが、自他を究極の癒しへ導くことを目指して、そしてその先に現れるであろう調和に満ちた素晴らしい社会を目指して、誠心誠意の一歩を歩み続けて参りたいと思います。
 
いつも応援ありがとうございます。何とぞ今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

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