朝起きれない、ふらつく、めまいがする、頭痛がする、お腹が痛い、動悸や息切れがひどい、過呼吸を起こす、体に力が入らない、体がだるい、勉強に集中できない、寝つきが悪い、眠れない…そのような症状で遅刻や早退、あるいは保健室通いが頻繁になり、学校へ行けなくなる。そのような状態でお悩みのお子さま(小・中学生、高校生)が増えています。軽症も含めると、全国に約100万人存在すると言われており、大人になっても、その状態を引きずることも少なくありません。
医療機関を受診すると「起立性調節障害」と診断されることが多いようです。最近は専門クリニックや受診科も増えているようです。しかし、いずれにせよ、医療機関での治療は薬物療法が主流です。血圧調整剤、精神安定剤、睡眠剤などが処方されますが、効果があっても一時的。確たる根拠なく対症療法を繰り返すことにより、結果的に症状を複雑化、長期化させているケースが非常に多いと感じています。
起立性調節障害は、自律神経が発達途上の成長期、思春期に起こりやす症状です。大半の症状は自律神経由来であり、その根本的な原因は、骨格筋の慢性疲労と過緊張にあります。しかし、残念ながら、骨格筋の慢性疲労と過緊張が自律神経の働きに大きな影響を及ぼすという事実は、ほとんど知られていません。お子さまの将来のためにも、ぜひ本当のことを知り、正しい対処をしていただけることを心より願う次第です。
お子さまの「起立性調節障害」で悩んでおられる方(ご本人、ご家族)に対し、情報の提供や解決策の共有を行うグループを運営しております。起立性調節障害改善に関するノウハウや実績をもつ整体師やセラピストなども参加しておりますので、ご質問、ご相談など、積極的に投稿いただければ幸いです。参加メンバーだけが投稿内容を閲覧できるプライベートグループですので、お気軽にご利用いただければと思います。ただし、グループ内で提供された情報は、慎重にお取り扱いいただけるよう、お願いいたします。
起立性調節障害でお悩みの方へ
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