自律神経失調症は“難病”ではない!

仕事について

慢性的に頭痛がする。耳鳴りがする。めまい、ふらつきがある。夜、眠れない。朝、起きられない。いくら寝ても疲れがとれない。常に体がだるい。首、肩、背中、腰に強い痛みやこり、違和感を感じる。吐き気、下痢、便秘が続いている。過呼吸や呼吸困難を起こす。動悸がする。手が震える。手足が極端に冷える。気分が落ち込む。密室や人混みへ行くとパニック状態になる…
 
あげだすときりがありませんが、上記のような症状を複数併発し、生活の質を大きく落とす人が、現代社会には多数存在します。中には、家事ができない、会社や学校へ行けない、そんな人も少なくありません。最近は大人だけではなく、子どもですら同様の症状を訴えることが増えています。
 
ハッキリ申し上げますが、自律神経失調症という“病気”は人間が勝手に作り出したものです。正確に申せば、病気ではありません。もちろん、治らない難病でも断じてありません。身体の仕組みや発症機序を理解し、正しい対処をすれば、病院へ行かずとも自分の力で治癒させることが可能です。
 

医療機関を受診しても…


医療機関を受診すると、一般的な内科や小児科では原因がわからず、詳しい検査をするために、脳外科、脳神経内科、循環器内科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科、整形外科など、あらゆる診療科をたらい回しにされます。多くの場合、どこにおいても異常所見が見つからず、自律神経失調症という診断名がつけられます
 
多くの場合、「気の持ちよう」「心が病んでる」「精神的な問題」とされ、精神科や心療内科受診を勧められます。あるいは、最初から精神科や心療内科へ足を運ぶ人も少なくありません。厳密に申し上げると、精神科と心療内科は全く違う専門分野ですが、現代日本では同一化している傾向が強いです(=精神科医が心療内科を担当や開業をしている)。
 
なので、精神科はもちろん、心療内科の大半も、治療は薬物療法が主流です。抗うつ剤、精神安定剤、抗不安剤、睡眠導入剤など、複数種類の向精神薬のいわゆる「多剤大量処方」を施される場合が多いようです。そして、薬物乱用の副作用(正確には作用ですが)や中毒性により、余計に症状を複雑化、悪化させている人が、非常に多いと感じています。
 

自律神経失調症は治らない?


どうも自律神経失調症と聞くと、精神疾患の一種と誤解している人が多いようです。中には、原因不明の“難病”と思い込んでいる人も少なくないようです。私自身、整体の勉強を始めるまでは、そう思い込んでいました(自分自身がそのような症状で苦しんでいました)。
 
自律神経失調症に限らず、いかなる症状も結果であり、結果には必ず原因があります。原因は一つではなく、複数のものが多面的、多次元的に交錯しています。残念ながら、大半の医療機関で施すのは対症療法一辺倒であり、原因にまでさかのぼって対処する医療機関は、ほとんど存在しません。だから、いくら医療機関で治療を受けても症状が改善するはずがないのですが、大半の日本人が医療を盲信し、依存しきっています。
 
現在、私の整体院へは、医療機関を見限った人たち、つまり、1)いくら病院へ通っても治らない、2)あらゆる検査を受けたが異常が発見されない、3)どこへ行けばよいのかわからない、そして「わらにもすがりたい」という方が、たくさんお見えになっています。10年以上に渡り、そのような方々と向き合いながら、命や体の仕組みを研究し、実践を重ねてきた結果、自律神経失調症に限らず、様々な体調不良の原因と解決方法がわかって参りました。
 

あらゆる疾患の根本原因


あらゆる疾患の大きな原因の一つが「骨格筋の慢性疲労と過緊張」です。これは、ある心臓外科医が発見した事実です。この医師は、自分が長年手がけてきた心臓疾患でさえ、根本原因は「骨格筋の慢性疲労と過緊張」にあると主張しています。
 
この医師は、2冊の著書を残し、早々にこの世を去りました。いろいろ調べてみたのですが、後継者も存在しないようです(存在しても表には出ない)。2冊の著書も、初版一刷のみで絶版となり、希少本となっています。この事実は、よほど知られてはまずいのかもしれません。
 
医療的に申せば、骨格筋は姿勢の維持や動作に関わる「運動器」としか認識されていません。しかし、骨格筋は、1)自律神経調整、2)体液循環、3)呼吸に深く関わっており、生命維持の根幹を司ると申しても過言ではありません。ゆえに「骨格筋の慢性疲労と過緊張」を解消することは、健康回復のためのたいへん重要なインフラ整備と言えるでしょう。そして、それに寄与するのが、私たちが実践している「自律神経整体」なのです。
 

本当のことを広く知らせるために


自律神経失調症は、精神疾患でも難病でもありません。根幹に横たわる大きな原因は「骨格筋の慢性疲労と過緊張」です。もちろん、それだけが原因ではありませんが、それを解消することは、健康回復はもちろんのこと、高齢になっても健康を維持するために、必要不可欠なことだと、自分自身の経験より確信をしています。
 
残念ながら、私のような零細個人事業主がこのようなことを主張しても、誰も耳を傾けません。それゆえに、私自身が引き続き結果を出し続けることはもちろんのこと、全国レベルで、私と同等以上のことができる人財を増やし続けるしかないと考え、整体塾を運営している次第です。中高年の方で、心と身体の健康に関する仕事で起業してみたいとお考えの方は、今後の進路の一つとしてご検討いただければ幸いです。
 
また、今のところ、二人の息子たちは私の後を継ぐつもりはないようなので(笑)、20〜30代の若い後継者も求めております。我こそは!という想いと志のある方は、ご連絡を心待ちにしております。

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“心を使って人間という生命体を整える”、癒しの人間学「心整体法」の入門書。整体に興味がある方はもちろんのこと、生き方や働き方に迷いや悩みがある方に、ぜひお読みいただきたい整体読本です。もちろん、何をやっても治らない、頭痛、めまい、動悸、過呼吸、不眠、慢性疲労、自律神経失調症、起立性調節障害、不安障害、パニック発作、うつなど、原因不明の不快症状や心の病で苦しんでおり、わらにもすがりたい気持ちで、改善の道を探しておられる方にも、きっとお役に立てる内容だと思います。
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